FXにおける大きいポジションサイズによる感情への悪影響

目安時間:約 9分
大きいポジションサイズによる感情への悪影響

YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

この記事では、ジョッシュ・リュークマンによる

相場の格言をお届けします。

 

 

 

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 トレーディングでは、損失は避けられない。

 

 

 だがポジションが小さければ損失が少なく、
 回復が速く、感情的な執着心も小さくてすむ。

 

 

 ここで大事なのは感情的な執着心だ。

 

 

 トレーダーにとって、

 リスクをとれる資金能力に応じて

 

 居心地の良いポジションサイズの範囲が
 決まっているものだ。

 

 

 ポジションが大きすぎるトレードでは
 平常心が失われ、しっかりした規律を
 維持する能力に悪影響が及びかねない。

 

 

 (ジョッシュ・リュークマン)

 

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FXで負けの元凶はポジションサイズにあり

 

まだ初級者の域を抜けきれないトレーダーと
すでに実践経験豊富なベテラントレーダーの
最も大きな違いは何だと思いますか?

 

 

トレードに関する知識量でしょうか?

 

それとも、スキルの違いでしょうか?

 

 

もちろん、そのどちらも初級者よりも
ベテラントレーダーのほうが優れています。

 

 

でも、両者にそのような差はあるものの
初級者で資金を増やすことができる人もいれば
ベテランでも資金を増やせない人もいるのです。

 

 

つまり、知識が豊富でスキルが高くても
順調に資金を増やせないトレーダーが
相場には少なからず存在しているわけです。

 

 

順調に資金を増やせるのか、
それとも増やすことができないのかの差は
ポジションサイズにあります。

 

 

FXではなぜポジションが大きすぎると勝てないのか?

 

 

そのことを如実に物語っている格言を
今からあなたに紹介します。

 

 

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 彼はポジションを大きくとり過ぎたんだ。

 

 僕が1枚トレードするところを、
 彼は10枚トレードした。

 

 彼は過去に二回ほど、
 彼の資金を倍にした年があったけれど、
 今でも彼の収支はプラス・マイナス・ゼロのままだ。

 
 (ブルース・コフナー)

 

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これは書籍「マーケットの魔術師」の中の一節ですが
コフナー氏よりも知識もスキルも優れたトレーダーが
なぜ資金を増やせていないのかの理由を話した部分です。

 

 

FXではなぜポジションを小さくすることが重要なのか?

 

デモトレードを経験したことがある人は
もう既にお分かり頂けていることでしょうが

 

デモトレードで資金が増えようが減ろうが
痛くもかゆくもありません。

 

 

でも、自分の資金を使ったリアルなトレードでは
常に資金の増減が気になってしまい
デモトレードと同じようにはいきません。

 

 

それは、資金の増減を見て
感情が動かされ平常心が失われるからです。

 

 

ですから、リアルトレードでも大切なことは
感情に影響を与えないようにすることです。

 

 

もちろん、我々は感情を持つ人間ですから
感情をゼロにすることは不可能なことです。

 

 

でも、感情の浮き沈みを
小さく抑えることは誰もが可能です。

 

 

それを実現するためにはトレードにおいて
ポジションサイズを小さく抑えることです。

 

 

FXでは、たかがポジションサイズ、されどポジションサイズ…

 

一度の仕掛けで大金を失わないように
常にポジションサイズには細心の注意を払い

 

自分自身で決めた損失許容量を
絶対にオーバーしてはいけないのです。

 

 

「ここぞという時だったらサイズを大きくするのも
一度や二度くらいならいいんじゃないの?」

 

 

そのように思うかもしれませんが

確率が100%ではない限りは

負ける可能性が必ずあるわけです。

 

 

だから、決めた損失許容量を超えるような

ポジションサイズで仕掛けてはいけないのです。

 

 

FXで勝ち続けたければポジションサイズを小さく保つ事

 

逸脱行為は一度犯せば必ず二度目があるわけで、
一度で止められる人はまずいません。

 

 

もちろん、ギャンブルと同じ感覚で
一攫千金を目指しているのであれば
それはそれで話は別です。

 

 

でも、ギャンブルの勝利には
継続した優位性という概念は存在しないのです。

 

 

継続した優位性が存在するのであれば
それはギャンブルではなくなるからです。

 

 

だから、大勝ちした後に
すぐに相場から足を洗わなければ

 

そのような人を待ち構えている道は
破綻の道しかないのです。

 

 

ギャンブルとは違い
継続した優位性が存在するものが
投機や投資というものなのです。

 

 

ですから、

 

継続的な利益を得ることを目指していたり
将来のための資産運用を目指しているのであれば

あなたはギャンブラーのままではいけません。

 

 

しっかりとした投機家や投資家を
目指さなければならないのです。

 

 

まずは、そのための最初の一歩目は
ポジションサイズを常に抑えることです。

 

 

 

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ガチ@コー|YWCトレードロジック事業部:若尾 裕二

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