YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、デーブ・ランドリーによる
相場の格言をお届けします。
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リスクは抑えておこう。
トレードでは長期間
生き残れるかどうかがカギだ。
損失を小さくしておけば、
成功するまでその損失から学べばよい。
(デーブ・ランドリー)
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FXトレードのことは知っていても
FXにうさんくさいイメージを持っている人は
実際にはある程度の割合で存在しています。
そこまでFXには悪いイメージを
持っていない人でも
実際にFX業者の口座を開設したのに
いつまでも取引を始めようとはしない人も
これまた実際にはとても多いものです。
そのような人たちに、
なぜFXをやろうとしないのかを質問すると
たいていは以下の理由のいずれかの
答えが返ってきます。
・やる時間がない
・お金がない
・もっと別の方法で稼ぎたい
・怖いイメージがする
「やる時間がない」とか
「お金がない」という理由は
これはFXだけに限った話ではありません。
何かをやらない理由として
最も多く使われている断り文句です。
「もっと別の方法で稼ぎたい」と口にする人は
心の中ではFXに対する悪いイメージを
抱いているのかもしれません。
そして「怖いイメージがする」という人は
実際にはとても多いのですが
「それはなぜですか?」と聞き返すと
いくら損するか分からないから怖い!
と返してくる人がとても多いのです。
もう既にFXをやっていて
ある程度の経験を積んできた人であれば
『損失こそ己自身でコントロールができる唯一のものである。』
ということは、全員が分かっていることです。
もちろん、そのことが分かっていても
実際の取引で損失管理がしっかりと
出来ていない人もたくさんいます。
FXトレードであっという間に
資金を膨らませたいと思う人は多いのですが
世の中には『作用反作用の法則』というものがあります。
『作用反作用の法則』は、
もともとは物理学の世界の話で
ニュートン力学の運動の第三法則です。
もともとの物理学での『作用反作用の法則』とは、
「物体Aが物体Bに及ぼすのを作用、
物体Bが物体Aに及ぼすのを反作用、
これらの両者間で作用があれば
必ず反作用が生じており、
その大きさは反対方向に等しいものである。」
という法則のことです。
物理学の分野のみならず、
この法則は、FXにも人間関係にも、
学びや成長などなどいろんなことに
当てはまることです。
ことFXにおいては、
「大きく稼ぐためには大きく損する可能性がある。」
というわけですね。
つまり、小さなリスクに限定させるためには
大勝ちを狙った無茶なトレードは控えることが
必要になってきます。
学びが深ければ結果も深くなるし
経験を積めば、その分だけ
得られる結果も大きくなります。
このことも、
『作用反作用の法則』でもあります。
一時的な視点のみで損失を捉えると
痛みを感じてしまう人が圧倒的に多いのですが
その損失という反作用は長い目で見れば
必ず良い方向に向かって返ってきます。
今日紹介した格言には
以上のような深い意味が込められていると
僕は感じています。
兎にも角にも、やり始めたことは
継続することでしか成長はありません。
そのためにも、損失の恐怖を極力減らすために
そして長く継続をしていくためにも
必ずリスクは小さく抑えて取り組み続けることが
必要な不可欠なことになるのです。
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