YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジョッシュ・リュークマンによる
相場の格言をお届けします。
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多くのトレーダーは常に市場で
ポジションをとっていなければならないという
間違った考えを持っている。
「ここはロングとショートのどちらなのか」
という問いかけ方をする。
もはやロングではないと感じたら
ショートを仕掛けなければならない
(その逆も同様)と考えている。
しかし、トレードしないことも
ひとつの意思決定なのだ。
(ジョッシュ・リュークマン)
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トレードしないという
意思決定が出来ない人は
意外と多く存在しています。
まさに紹介した格言にあるように
常に、買いか売りかのどちらかで
ポジションを持っていなければならない。
そのように考えてしまうのです。
常に、買いか売りかのどちらかで
ポジションを持っていなければならない。
そのように考えてしまう人が取る行動は
分からない相場でも、必ずどちらかに
ポジションを建ててしまうという行為です。
でも、分からない相場でも
どちらかに仕掛けてしまうという行為は
サイコロを振って
偶数が出るのか奇数が出るのかを
当てにいくようなことと同じことです。
つまり、ただの運まかせな
トレードを仕掛けているだけの
明らかに一か八かを狙う無駄な行為です。
著名なウォーレン・バフェット氏は
自分が分からないものには、
たとえ1ドルの賭けだとしても
絶対に乗ってくることはないそうです。
あれだけの大富豪であり
世界一の投資家である人が
たった1ドルも無駄にはしない。
そこには確固たる理由が存在していますが
そういう行為が己の「規律」を
乱してしまう原因になるからなのです。
決してケチだから大富豪になったのではなく
確固とした自己規律を身に備えているからこそ
世界一の投資家に君臨し続けているのです。
でも大衆は当たればラッキー的な感覚で
トレードを頻繁に繰り返してしまうのです。
トレードをしない意思決定を増やすということは
仕掛けるポイントを「絞る」ということです。
もちろん、そのためには
スキルを磨いて実践を繰り返し
経験値を上げることが必要不可欠です。
いま勝ち組の領域にいるトレーダーは
みながそうやって実践してきたからこそ
勝ち組の領域まで辿り着くことができたのです。
そのことは誰も否定ができない事実なのです。
一朝一夕には成し遂げられないからこそ
価値があるのです。
まさに勝ち組とは「価値組」だとも
言い換えることさえできるのです。
トレードにおける価値とは
一生もののスキルと経験値に他なりません。
お金は使えば減るものですが
一度身に付けたスキルはなくならない。
もちろん、そのスキルが身に付けば
お金だっていつでも生み出すことができます。
スキルは一朝一夕に
身に付くものではないからこそ
いつ始めるのか?というスタート時期は
早ければ早いほうが良いのです。
そして経験値を高めていくことにより
かけがえのないものをようやく身に備えることが
できるようになるのです。
腰掛け程度に取り組む人が
本気で取り組む人に勝てるわけありません。
勝ち組トレーダーになりたいのであれば
それ相応の時間を掛けて努力を継続することは
やはり避けて通ることはできないのです。
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