YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ウイリアム・オニール
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ほとんどの投資家は
相場を客観的に見ることが出来ない。
いつも期待や好みを持っている。
そして、その期待や個人的意見に頼って、
しばしばより正しい市場の意見に
耳を傾けようとしない。
(ウイリアム・オニール)
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今日の格言は、負け組な相場参加者の
多くに見られる傾向を示したものです。
自分が持っているポジションや
持とうとしているポジションに対して
願望がこもった主観的な見方をしてしまいがちです。
もっと分かりやすい言葉で表現するなら
自分に最も都合の良い見方や判断で
相場を見てしまうということです。
そのようなトレーダーは、相場に先入観を
強く入れ過ぎてしまうという傾向がとても強いのです。
特にインジケーターだけに頼って
相場判断をする人はそのような傾向がとても強いです。
ゴールデンクロスしたからとか、
デッドクロスしたからとか、、、
ボリンジャーバンドのラインにタッチしたからとか
ダイバージェンスが発生したからとか、、、
そういう現象を重視しすぎてしまうことは、
期待や個人的意見に頼った判断だとも言えます。
相場参加者の全員が同じインジケーターを
同じパラメータ(設定値)で見ているわけじゃないのに
そのインジケーターの動きそのもので
今後の相場の値動きが決まるというような
愚かな発言を繰り返す人もいます。
まさに、それこそ負け組たちの狂気です。
そういう人には声を大にして叫びたいくらいですが、
インジケーターが相場の値動きを
作っているわけでは決してありません!
仮にそうであるならば、
インジケーターを使ったトレードは
勝率100%を誇るトレードが実現できるはずです。
でも、実際はそうではなく全くの反対で
相場の値動きが、インジケーターの動きを
作っているわけです。
つまり、
インジケーターの反応 ⇒ 値動き、ではなく
値動き ⇒ インジケーターの反応、なのです。
今からお伝えすることを
じっくりと真剣に考えてみてください。
まったく同じロウソク足の値動きが
再現された相場があるとすれば、
当然にして各種インジケーターの
その後の動き方は、まったく同じ動き方を
示すことになります。
でも、
まったく同じインジケーターの動き方が
再現された相場があったとしても
その後のロウソク足の値動きは
同じ動き方には、なるはずがありません。
なぜなら、インジケーターの動き方は
過去の値動きによって決まるものだからです。
つまり、インジケーターは未来を
予測するためのものではないということです。
だから、同じインジケーターの動き方を示していても
その後の値動きが同じにはならないということです。
特に日本人トレーダーには多いのですが
インジケータだけに頼り切ったトレードでは
正しい市場判断が出来ないことが多くなります。
相場を主観的に見るのか、それとも
客観的に見るのかを考えただけでも
より深く考察することによって意見は二分されるのです。
トレードで勝ち組側に入るためには
間違いなく相場に対して主観的な見方ばかりを
しているようでは通用しません。
あなたのポジションだけでは
相場はビクともしません。
ならば、勝ち組に入りたければ
あなた自身を相場に合わせる必要がありますよね。
自分よがりな判断や期待を重視するのではなく
客観的な視点も併せて相場を見るようにしてください。
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