YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、デーブ・ランドリーによる
相場の格言をお届けします。
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多くのトレーダーは苦痛を避ける方法が
あるはずだと思っている。
仕掛けと手仕舞いを
何とかうまく繰り返せば、
すべての逆行を避けて、
毎回利益を上げることが
できると思っている。
そういう人たちは何年もかかって、
ありもしない聖杯を
探し求め続けるのだ。
(デーブ・ランドリー)
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僕自身もトレードを始めた頃は
仕掛けと手仕舞いをうまく繰り返せば、
毎回利益を上げることが
できると思っていました。
そう信じて、
日々のトレードを繰り返しながら
約9年間、必死にスキル向上に
励み続けました。
9年間も必死にトレードを繰り返せば
トレードセンスがない人であっても
それなりの実力は身に付くはずです。
僕自身、トレードセンスに
長けているわけではありませんでした。
でも、
トレードに時間を費やすことによって
人並みのセンスしかない部分を
努力でカバーしてきました。
それなのに、トレードを継続しながらも
資金は増えたり減ったりを繰り返すだけで
右肩上がりには程遠い状態でした。
そして、9年間が過ぎ去る頃に
ようやく重要な点に気が付いたのです。
・連戦連勝はあり得ない
・負けることは当たり前
・分析通りに相場は動いてくれない
・小勝ちの繰り返しではお金は増やせない
・一度でも大損をしたら資金回復さえ困難
つまり、9年間経験してきて
自分自身が勝つために必要なことが
ようやく腑に落ちてきたのです。
上記のポイントをまとめれば
・勝率を意識しすぎない
・自分の知識やスキルを過信しない
・損小利大を心掛ける
という3つのポイントに集約できます。
その3つのポイントなんて
どこにでも書いてあることです。
でも、それでも相場では
圧倒的に負けている人が多い。
すなわち、分かっていても
そのようなトレードからは
程遠い人が多いということです。
特に、自身の知識やスキルを
過信しすぎている天狗トレーダーは
相場にはとても多いですね。
そのような天狗トレーダーで
勝ち続けている人を僕は知りません。
自身の知識やスキルを過信することなく
相場に対して常に謙虚であり続ける人が
勝ち組トレーダーとして生き残れる人なのです。
あなたは天狗トレーダーになっていませんか?
もし、そのような傾向を感じるのであれば
まずはその姿勢から改めるようにしてください。
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