無意識のうちにトレードルールを逸脱しているトレーダーへの警告

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YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

この記事では、ジャック・D・シュワッガーによる

相場の格言をお届けします。

 

 

 

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　トレーダーが自らのルールを破るとき、
　決まって損をする。

 

　(ジャック・Ｄ・シュワッガー)

 

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多くの相場参加者が自分のトレードに
ルールというものを決めて取り組んでいます。

 

 

でも、多くの人がそのルールというものを
実際には守れていない人が多いです。

 

 

いや、守っているつもりだけど
無意識のうちに守れていない人が実は多い、
という表現のほうが正しい表現かもしれません。

 

 

トレードルールというものは
「相場がこう動いたらこう対応する」というような
事実に基づいた動きに応ずる行動基準のことです。

 

 

たとえば、

 

「上位時間足の移動平均線を現値が上回っていて
その状態の時にトレードする時間足で確定終値が
移動平均線を下から上抜けしたら買いで成行注文」

 

というルールがあったとしましょう。

 

 

その場合は、終値の上抜け確定という事実が
買いの成行注文を執行するトリガーになります。

 

※ トリガー ＝ 行動の引き金

 

 

その時に、
成行注文を回避するその他のルールは
何も決めていなかったとします。

 

 

それなのに、
そういう値動きの事実を確認しても
難癖をつけてトレードを回避する人もいます。

 

 

たとえば、ニュース報道で
売り相場だと盛んに報道されていたからとか。

 

 

そういう人は、自らが感じる憶測を
無意識的に最優先してトレード判断を
いつも下しているのです。

 

 

こういう人は厄介なルール違反者です。

 

 

なぜ厄介なのかと言えば
ルールを逸脱していることに
まったく気が付いていないからです。

 

 

大切なことなので繰り返しますが

 

トレードルールというものは
「相場がこう動いたらこう対応する」というような
事実に基づいた動きに応ずる行動基準のことです。

 

 

決して憶測に基づいての
行動基準のことではないわけですね。

 

 

以前に弊社の手法教材をご購入された方の中にも
憶測に基づいた行動基準で無意識のうちに
ルールを逸脱してしまった人がいました。

 

 

その教材のルールはファンダメンタル的な要素は
一切含まないトレードルールでありました。

 

 

ですが、朝一番での
北朝鮮のミサイル発射報道を目にして

 

保有していたポジションを自分の思惑だけで
すべて勝手に閉じてしまったのです。

 

 

このような憶測での判断基準を基にして
トレードして勝てるなら誰も苦労はしませんよね？

 

 

何かあった時のための損切り注文を設定していれば
何かのニュース報道があって値が逆行しても
そこでしっかりと損失は抑えられるわけです。

 

 

つまり、ルールにはない自らの憶測で
ポジションを閉じる必要などはどこにもない
ということです。

 

 

このように事実ではなく、下手な憶測や先入観で
ルールを無意識的に捻じ曲げている人は
相場には本当にたくさんいるのです。

 

 

しつこいと思うかもしれませんが
大切なことなのでもう一度書きます。

 

 

トレードルールというものは
「相場がこう動いたらこう対応する」というような
事実に基づいた動きに応ずる行動基準のことです。

 

 

ですから、決して憶測に基づいての
行動基準のことではないのです。

 

 

そのことは今後もしっかりと
肝に銘じてトレードをするように
どうか心掛けるようにしてください。

 

 

 

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