YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジョッシュ・リュークマンによる
相場の格言をお届けします。
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偉大なトレーダーは
心理がトレーディングに影響することを
みんな認めている。
大勢の人がトレードの意思決定に対して、
心理が最大の影響を与えると考えている。
意識的か無意識的かを問わず、
重要な心理的な要素がトレーダーの
意思決定プロセスを動かしている。
(ジョッシュ・リュークマン)
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相場では、大陽線や大陰線が
表れる時があります。
大陽線が現れる時は、ブル派（買い勢力）を
フォローするための圧倒的な勢いがあった状態。
そして、大陰線が現れる時は、ベア派（売り勢力）を
フォローするための圧倒的な勢いがあった状態で、
相場に勢いが注がれていたことを示しています。
そして、圧倒的な勢いで勝る値動きは
次の言葉に置き換えることが可能になります。
大陽線は、すなわち「高揚」という
言葉に置き換えることが出来ます。
そして、大陰線は、すなわち「恐怖」
という言葉に置き換えることが出来ます。
ここでは、一方的に勢いの勝る値動きのことを
「高揚」と「恐怖」という言葉に置き換えてみました。
「高揚」と「恐怖」という言葉に共通するのは
我々トレーダーの心理状態を表した言葉だということです。
それでは、ブル派とベア派の勢いが拮抗している
十字線のような値動きは、いかがでしょうか？
十字線は、次の言葉に
置き換えることが可能になります。
十字線は、すなわち「停滞」という
言葉に置き換えることが出来ますね。
そしてこの「停滞」という言葉も
どっちにいくのか分からない。
つまり、高揚もしなければ恐怖も感じないという
どっちつかずな心理状態を示した言葉だということです。
まずは、そのような目の前に現れてくる値動きから
しっかりと相場参加者の心理状態を読み解けているのか？
そう己に問い掛けてみてください。
多くの勝てないトレーダーは、
相場が示しているリアルタイムでの
高揚や恐怖や停滞の心理状態の中にいます。
つまり、それは言い換えれば
勝てないトレーダーの心理状態が
相場を動かしているとも言えるのです。
そして、勝ち組側のトレーダーは、
そのような心理状態を常に観察しながら
相場を眺めています。
すなわち、何を伝えたいのかと言うと、、、
勝つためには、相場参加者の一部として
踊らされているようではダメだということです。
踊らされている負け組の心理状態が
勝ち組側のエサにされているようなものです。
ですから、負け組の心理状態を
逆手に取るような姿勢が必要なのです。
そのためには、踊らされていうような状態から
一日も早く抜け出さなければなりません。
この相場での心理戦を避けようとして
機械まかせなトレードだけを
繰り返すトレーダーも多いです。
自動売買やシステムトレードなどの
機械まかせなトレードを、僕は頭から
否定しようとしているわけではありません。
でも、よく考えてほしいのですが
心理戦抜きのトレードが未来永劫
上手く機能すると思いますか？
そういうことが通用するのであれば
もっとたくさんの人が機械的なトレードで
今までにも大儲けできているとは思いませんか？
心は経験することでしか
鍛えられるものではありません。
そのことを最初から否定してしまうような人は
トレーダーとして大成することは難しいでしょう。
心のない人間を、あなたは愛せますか？
あなたの涙は、なぜ流れるのですか？
そのような感情が心に芽生えるからこそ、
あなたは事を起こすのではないでしょうか？
相場を動かしているのは景気の良し悪しや
経済指標やニュースなのではありません。
そういう情報に対する人々の心理が
相場を動かす燃料になっているのです。
とても大切なことなので、この記事は
ぜひブックマークして何度もお読みください。
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