YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジェイク・バーンスタインによる
相場の格言をお届けします。
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損失が続いたあとに
最大の成功が待ち受けていることもある。
このような理由から、
自分のトレーディング手法を根気強く適用し、
それを妥当な期間使用し続けることが重要なのだ。
(ジェイク・バーンスタイン)
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継続し続ければ利益が上がる手法でも
少し損失が続いただけで放り投げてしまう。
そのような人はたくさんいます。
そういう人が求めているトレード手法は
おそらく1円も損失を出すことがない
夢のようなトレード手法なのでしょう。
わずかなドローダウンさえも許さない。
そのようなあり得ないトレード手法なのでしょう。
でも、そういうトレード手法があれば良いですよね。
しかしながら、僕も相場歴30年間で
そのようなトレード手法を見たことも
聞いたことも今だに一度もありません。
30年間のトレード経験の中で
損失をなるべく出さないように、
ドローダウンがなるべく起きないように
そのために勝率を上げるトレードをすることは
そう難しくはないことは分かりました。
でも、身に沁みて理解をしたことは
それではお金を増やせないということです。
勝率を落とさないために
わずかな利益を得るだけで利食いをしてしまえば
トレードの回数を増やす必要があります。
でも、結局はそうすると、
チャートを見ている時間が長くなり
トレード回数も大幅に増えてしまいます。
いそがしいトレードになるばかりで
時間効率的にはとても悪いトレードです。
そして、意識しなければ分かりませんが
とても多くのトレードコストが掛かっています。
ポジションを建てるごとに
スプレッド分は動かないと利益になりませんし
スリッページはほぼ確実に発生しますからね。
僕は30年間のトレード経験の中で
ありとあらゆる方法を模索してきましたが
最終的には今のトレードスタイルに落ち着きました。
そのトレードスタイルとは、基本的に
比較的に長い時間足でのトレードです。
一日の中でチャートを見る時間は限られています。
ですから、トレードを仕掛ける回数も
他の人と比較をしてもそう多くはありません。
僕にとっては、そのやり方が
一番お金が増えますし時間効率が良いのです。
そして、そのやり方での一番のメリットは
精神的にも肉体的にも負担が少ないということです。
だから継続をしてこれたというのもあります。
念のために申し上げておきますが
スキャルピングやデイトレードのような短期トレードを
決して否定しているわけではありません。
短期トレードでしっかりと勝ち続けている人も
実際には存在をしているわけですからね。
僕自身、最初から稼げていたわけではなく
いまトレードで勝てずに悩んでいる人たちと
最初はまったく同じ立場でした。
安定して勝ち続けられるようになるまでに
僕は始めてから9年間の歳月を必要としました。
勝てるようになれたのは、一貫性を保った
トレードができるようになってからでした。
そういうトレードが9年間掛かって、
やっとできるようになれたのです。
そして、それから成績が安定してきて
やっと安定してお金を増やせるようになれたのです。
すなわち、裏を返して考えてみれば
今日の格言にあるような一貫した姿勢が
勝つためには欠かせないということです。
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