YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ウィル・ロジャーズによる
相場の格言をお届けします。
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一〇〇年前には統計データなど
この世に存在しなかった。
統計データはたぶん、
今までで最悪の発明である。
(ウィル・ロジャーズ)
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我々トレーダーは、過去の値動きから
利益を上げているわけではありません。
これからの未来の値動きからしか
実際に利益を得ることができません。
統計データとはものすごく範囲の広い言葉ですが
何かしらのデータ通りに未来も動くものだとしたら
すでに相場は消滅をしていることでしょう。
なぜなら、統計データ通りにシナリオを組めば
100%負けることはなくなることになるからです。
もちろん、判断材料のひとつとして
参考程度に使うことを否定しているわけではありません。
でも、相場は多数決の原理で値動きを繰り返しています。
ですから、100%の状態が可能になるのであれば
その状態は値動きがまったくないことを意味します。
つまり、優位性が100%の状態は一瞬では存在しても
その状態は時間の経過が進めば進むほど存在し得なくなります。
統計データとはあくまでも過去のデータであって
その通りに未来までもが動く保証はありません。
つまり、統計データは未来を
100%予測できるものではないのです。
何かの調査機関、過去検証、もっともらしきな
相場理論の展開には使えるものであっても
それからお金を生み出せるものではない。
これからこう動くはずだという考えに
確信を持ってしまえば持ってしまうほど
想定外の値動きが起きた時には危険にさらされます。
なぜなら、「そんなはずはない」と
目の前の値動きを否定したくなるからです。
そういう時こそ瞬時に値が動いてしまい
想定外の値動きに対して対応が遅れてしまうのです。
統計データは未来を予測するものではありません。
あくまでも過去のデータです。
トレードシナリオを組み立てる際には
そのことは常に忘れないようにしてください。
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