YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、リチャード・D・ワイコフによる
相場の格言をお届けします。
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経済記事を全部読んで、
その影響を測ろうとしても
何の役にも立たない。
相場は 、悪いニュースで上げることも、
良いニュースで下げることもある。
測りようがないではないか。
(リチャード・D・ワイコフ)
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今日の格言を深く解釈をすると
結局、相場は行き着くところへ向かって
日々値動きを刻んでいくということです。
ですから、常に上昇や下落を繰り返すような
細かい値動きには翻弄されないようにすべきです。
1分足や5分足の短い時間足を見ていると
相場がとても大きな値動きを伴って
動いているように見える時があります。
そのチャート上の値動きを見て
トレンドが転換したように思えるかもしれません。
ですが、その値動きを日足の時間足で
表示をさせてみるとわずかな動きでしかありません。
つまり、大きな視点で相場を眺めれば
ほとんどのものは小事にしかすぎなかったと
思えるような値動きでしかないということです。
目の錯覚だとは言えないのですが
自分自身で勝手に大変動が起きていると
短い時間足のチャートを見て受け取ってしまうのです。
その誤認識をしっかりと改めるためには
短い時間足でのチャートしか見ないのではなく
必ず日足でのチャートを確認することです。
相場参加者の最も多くに見られるのが日足のチャートなのです。
常に相場を俯瞰してとらえるということを
忘れないで日々のトレードと向き合うようにしてください。
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