YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ブルース・コフナーによる
相場の格言をお届けします。
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相場は一瞬にして
その人のお金を大きくしてくれる反面、
そのスピードと同じくらいの速さで、
そのお金を奪っていく。
(ブルース・コフナー）
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一度のトレードで、今までに
大勝ちした経験はございますか？
でも、大勝ちした経験がある人は
その後にほぼ100%に近い比率で
一度のトレードで大負けした経験があるはずです。
トレードの資金増減は表裏一体です。
大きく勝とうとして
ポジションサイズを大きくすれば
そのポジションサイズが仇となって
大きく負ける可能性が高くなります。
大きく負けたくないからサイズも抑えれば
ポジションサイズが抑えられている分だけ
大きく勝てる可能性は低くなってしまいます。
そのことは、資金を増やすためには
ポジションサイズの大きさというものは
あまり関係がないことを示唆しています。
だって、そう思いませんか？
ポジションサイズを大きくすれば
勝てば大きいけど負けても大きいし、
ポジションサイズを小さくすれば
負けても小さいけど勝っても小さい、
と、そういうことになるわけですからね。
では、勝ち組トレーダーは
どうやってお金を増やしているのでしょう？
その答えはポジションサイズにはなく
ポジションコントロールにあります。
含み損のポジションは引きずらず
含み益のポジションは引っ張ります。
すなわち、トレードした結果として
損失のトレードよりも利益のトレードのほうが
値幅も大きければ保有時間も長くなります。
そのように己の保有しているポジションを
しっかりとコントロールしているわけですね。
相場は意のままに動いてはくれません。
だからこそ、己自身でポジションを
上手にコントロールしていくしかないわけです。
そこに必要なものは技術（スキル）ですが
経験値も当然にして欠かすことはできません。
なお、ポジションコントロールは
資金管理スキルも含んでいるものです。
なぜなら、リスクリワードが良くなければ
効率良く資金を増やしていくことは出来ないからです。
※ リスクリワード ＝ 利益と損失の割合
一瞬にして資金を増やそうとするトレードでは
当たるか外れるかの二者択一のギャンブルに
とても近い感覚になってしまいます。
ギャンブルは確率的には
圧倒的に負ける確率が高いゲームです。
なぜなら、運に頼るものは、
運が良ければ勝つことは可能ですが、
運が良い状態で勝ち続けることはできないからです。
FXトレードも買うか売るかで考えれば
同じ二者択一のゲームとも言えます。
でも、負ける確率が一定以上に含まれても
勝つ回数よりも負ける回数が多くなったとしても
自分自身で有利なリスクリワードへと
コントロールすることが可能なゲームです。
それがある程度上手にコントロールできるようになれば
あとはそれを愚直に継続していくだけです。
つまり、FXはそのような性質があるものなので
勝つ仕組みは継続していくことの中にしか
存在していないということになります。
そして継続をしていくためには
心（メンタル）の存在は絶対に欠かせません。
多少の不遇が続いたとしても
継続することの重要性を意識しながらの
メンタルコントロールが必要になります。
トレード経験がまだ浅いのであれば
FXトレードでの継続的な利益の大小は、
ポジションサイズで決まるのではない
ということは肝に銘じておいてください。
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