YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジョッシュ・リュークマンによる
相場の格言をお届けします。
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トレーダーは
最高の結果を思い描く前に
最悪のシナリオを
平気で受け入れられるように
なっていなければならない。
(ジョッシュ・リュークマン)
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最悪のシナリオを受け入れる。
そのような言葉を耳にしてしまうと
とても怖ろしい気分を感じてしまう。
もしあなたがそのように
感じてしまうのであれば
あなたは損切りが下手なのかもしれません。
僕は相場の怖ろしさをよく知っているので
損失を限定することで
怖ろしい状態を招かないように
恐怖というものを自ら封印しています。
つまり、損失をしっかりと
コントロールをしているということです。
トレーダーが唯一、
自分自身でコントロールできるものは
損失以外にはありません。
負の感情はすべて
損失に対する感情から起こるものです。
ですから、
感情をコントロールするためにも
損失管理はとても重要なことなのです。
トレードにおいては、
最悪のシナリオというものは
自ら決めることが出来るのです。
一回のトレードで失っても構わない金額、
一週間のトレードで失っても構わない金額、
そういうものをしっかりと決めて
日々のトレードを繰り返すのです。
もしあなたが会社員なら
毎月もらう給料内に支出が収まるように
自らコントロールをしているはずです。
もしあなたが主婦であっても
家計を上手にコントロールしているでしょう。
もしあなたが会社経営者なら
当然にして収支を常に確認しているはずです。
それと同じことを
トレードでやれば良いだけです。
支出がまったくない状態で
生活も家計も経営も成り立たないように
トレードにおいても最低限の支出は
必ず必要になるのです。
トレードにおける支出の代表格は
損切りすることによる損失です。
つまり、収益を上げるための
経費にあたるものが損失なのです。
稀に一円たりとも
損失を認めたくはない。
そのようなことを口にする人がいますが
そのような人にお勧めできることは
トレードは今すぐにやめてください
ということしかありません。
トレードをやれば必ず損失は伴います。
トレードで招き入れる最悪のシナリオを
自らがしっかりと受け入れられるように
あなた自身でしっかりと
損失許容量というものを決めて
それを必ず守るようにしてください。
勝ち続けるためには、
まずはそれから始めましょう。
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