YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、エドウィン・ルフェーベルによる
相場の格言をお届けします。
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絶えず間違ったことをする、
実に愚かな者どもはどこにでもいる。
しかし、ウォール街の愚か者どもは
絶えずトレードしていなければならない
と考えている。
(エドウィン・ルフェーブル)
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「ポジションを持っていなければ
儲かるものも儲からないよ。」
そういうことを語るトレーダーは
とても多いのですが、それは裏を返せば
次のことが言えるのです。
「ポジションを持っていなければ
少なくとも損をする可能性は無くなる。」
FXトレードでは、常に買値と売値での差があり
その差であるスプレッドがFX業者の利益になっています。
ですから、ポジションを建てたときの損益は
必ずスプレッド分のマイナスで始まることになります。
最低限でも、その分の値動きがなければ
プラスにはならないことになるので
トレード回数が多ければ多いほど、
合計したスプレッド分の値幅を稼がなければ
プラス収益になることはないということになります。
しっかりとご自身のトレード履歴を記録して
トレード回数を把握することができていれば
そのスプレッド分の合計が
どれだけの値幅になるのかを容易に
計算をすることが可能になります。
仮に0.5pipsのスプレッドがある通貨ペアを
一か月20回トレードしたのであれば
年間では0.5pips × 20回 × 12か月で
120pips分の値幅を稼いで始めて
収支はトントンになる計算です。
でも、これはあくまでの机上の計算であって
実際にはここに約定時のスリッページも絡んできますから
更に値幅を得なければ収支トントンにはなりません。
これはひとつの通貨ペアをトレードした場合ですが
実際は複数の通貨ペアでトレードを繰り返している人も
トレーダーの中にはたくさんいるものです。
このコスト分をしっかりと稼ぎ出してからではないと
利益を生み出すことはできないわけですから
コストを安易に考えない方がよいというわけです。
短い時間足のトレードになればなるほど、
取引回数は増える傾向にあります。
ですから、その分だけ得なければならない
トレードコスト分が必然的に大きくなっていくわけです。
なぜか、なかなか利益を上げられていないという人は
一度しっかりとご自身のトレードの実績を
そのような細かい部分まで数値化をして
分析をしてみてください。
そこに利益を得ることができない要因が
隠されている状態なのかもしれませんので。
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