YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、リチャード・D・ワイコフによる
相場の格言をお届けします。
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科学的な手順に従って行えば、
投機は有益で立派なサイドビジネスである。
それは博打ではない。
知的な予測力が必要なものである。
(リチャード・D・ワイコフ)
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ランダムウォーク理論という言葉はご存知ですか?
「値動きは長期的にも短期的にも
常に上昇する可能性と下落する可能性がある。
だから、過去のトレンドやデータによって
将来の値動きを予測することは不可能である。」
そのような理論ですが、つまり一言で表現するなら、
「相場は予測不可能」だという理論です。
分かりやすい事例として
サイコロ投げで説明しますね。
奇数と偶数のどちらが出るかは
常に5割の確率になります。
奇数の目が10回連続で出たとしても
次の一回で奇数が出る目の確率は
やはり5割で変わることはありません。
今まで奇数が出続けたからとか
交互に出ているからとか
そういう過去事例は関係ありません。
一回のサイコロを投げる事象は
完全に独立したものであるわけですから
奇数が出る5割の確率は変わらないわけです。
ですが、そこへ総合的な優位性(エッジ)
という判断を入れて考えることは出来ます。
10回連続で奇数が出たということは
その10回を総合した確率は明らかに
差が生じているということになります。
トレードも同じような考え方で
独立した事象だけを考えれば
確かにランダムウォーク理論は
否定をすることはできない理論であると
僕は常日頃から感じております。
ですが、実際にテクニカル分析で
長期的に安定して勝ち続けているトレーダーは
世の中にはたくさんいるわけです。
それをただ単に運が良いという言葉だけでは
片付けることはできません。
運が良いというだけで、長期安定的に
勝ち続けることができることなどないからです。
しかも、相場には長期に渡り勝つ人が
古今東西、何人も存在をしていたのです。
つまり、テクニカル分析のスキルを磨くことにより
確実に優位性の高い方向へのトレードを常に実現できる
ということは疑いようのない事実だということです。
だから僕はトレードの世界では
ランダムウォーク論者ではありません。
そのために優位性が高い判断ができるように
己の知識やスキルに磨きをかけ続けてきました。
あなたはランダムウォーク理論を信じますか?
それとも、僕と同じように知識やスキルを
これからもひたすら磨き続けようと思いますか?
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