YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
今日はジェイク・バーンスタインによる相場の格言をお届けします。
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トレードというのはプロの仕事である。
テクニックを学ぶには時間がかかり、
そのテクニックを実行するには経験を要する。
実際のトレーディング経験の
代わりになるものなどない。
(ジェイク・バーンスタイン)
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僕は23歳で株式投資を始めてから
最初の9年間はまともに資金を増やすことが
できなかったことを以前から公言しています。
そのような話を聞く人の反応は様々ですが
次のような2つの反応に集約できます。
「えっ、勝つまでそんなに年数が掛かったの?
実はトレードのセンスがなかったりして。」
「やっぱり勝ち組トレーダーになるためには
そのくらいの年数は掛かるものなのか。」
僕自身が過去を振り返ってみると
かなり遠回りをしてきたと感じています。
でも、絶対に避けては通れなかった
道だったと感じることの方が多いです。
最初の9年間は模索する日々で
これといったトレードルールを持つことなく
行き当たりばったり的なトレードでした。
トレードルールを決めても
そのやり方で一貫したトレードを
継続することができなかったのです。
まともに資金を増やせるようになり
会社を自主退職して専業トレーダーになったあとも
慢心のせいで痛い目に遭ってしまいました。
株式投資からFXトレーダーに転身した直後に
FXの慣れないレバレッジを利かしたトレードで
強制ロスカットを立て続けに2回も経験しています。
当時は16年間の相場経験を積んで
勝つためのスキルや知識は備わっていたものの
そのような経験をしてしまいました。
そうやってほぼ30年近くも
トレードを経験してきたわけですが
今は重要なことが腑に落ちて理解できました。
やはりトレードで成功するためには
スキルや知識だけでは足りないのです。
少しの間だけ勝ち続けるのではなく
これから先もずっとずっと勝ち続ける。
そのためには試行錯誤を何度も何度も繰り返し、
経験を積み重ねて自己規律を徐々に育て
一貫性を身に備える必要があります。
そのような者にならない限りは
長期的に勝ち続けるトレーダーにはなれません。
すぐに勝てる手法、すぐに儲かる手法、
そのような手法を求めている人はとても多い。
でも、よく考えて頂きたいことは
この地球上に存在している人物の中で
小手先だけで成功している人間はいるのか?ということです。
・ちょいと一週間勉強しただけで東大に合格
・素振りを3日間しただけでプロ野球のホームラン王
・入社して1年で上場企業の社長
すぐに勝てる手法、すぐに儲かる手法を
求めている人というのはそれらを求めているのと
まったくもって同じことだと言えます。
まずあり得ない話であって、
トレードの世界だけそんなことが
通用などするわけがないのです。
もちろん、勝てる手法は確かに存在をしていて
弊社でも教材にして多数販売をしています。
でも、それをしっかりと生かすためには
実践を積み重ねて経験値を高める必要性は
否定することはできないのです。
ましてやトレードの世界は特殊な世界で
初心者もプロも同じ土俵の上で戦うのです。
「専業トレーダーになりたいけど
どうしたらよいですか?」という問い合わせを
以前にメールで頂戴したことがありました。
その時に、ここでお伝えしたことと
ほぼ同じような内容で返答したことがあります。
その後に「専業トレーダーになら
もっと楽になれると思っていました。」という
内容のご返信をもらいました。
専業トレーダーに憧れの気持ちを持つ人も
特に若い世代の人たちには多いのは事実です。
そのような人は特に今日の格言を
心に強く刻んでもらいたいと思います。
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