頭（天井）と尻尾（底）の対処法

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YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

この記事では、ジョッシュ・リュークマンによる

相場の格言をお届けします。

 

 

 

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　しばしば「変動の実体」と呼ばれる
　トレンドの中間部分こそ、

 

　トレードの対象として狙いを定め、
　捕まえる価値がある。

 

 

　変動の頭と尻尾は重要ではない。

 

 

　トレンドの底と天井を逃しても

　たいした害はない。

 

 

　(ジョッシュ・リュークマン)

 

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相場の天井を確認することが出来たら
すぐにポジションを売りで建てて
相場の底が確認できるまで保有しておく。

 

 

相場の底を確認することが出来たら
すぐにポジションを買いで建てて
相場の天井が確認できるまで保有しておく。

 

 

そのようなトレードが実現できれば
それはとても素晴らしいことです。

 

 

でも僕自身は天井や底を見極めて
トレードを仕掛けようとはしていません。

 

 

もちろん、ここが天井かな？　ここが底かな？と
チャートを見て常に考えてはいます。

 

 

でも、そのような天底を狙って
ポジションを建てるようなことはしません。

 

 

天井や底と思われるところで
利食いをすることはあっても
新規でポジションを建てることは無いということです。

 

 

それはなぜか分かりますか？

 

 

相場の天井や底を見極めることよりも
二番天井や二番底を見極めることのほうが
ずっと簡単だからです。

 

 

もちろん、天井や底ではなくても
値動きの最初の試しで仕掛けることもありません。

 

 

それはなぜか？

 

 

最初の試しよりも
2回目の試しのほうが分かりやすいからです。

 

 

ちなみに僕はずっとそのスタイルで
トレードを継続してきています。

 

 

相場で利益を上げるためには
自分が建てたポジションに対して
その後のフォロースルーが無ければなりません。

 

 

つまり、相場の天井や底での
ブル派とベア派の攻防には参加せず
おいしい攻め時を狙って参戦しています。

 

 

もっと分かりやすい言葉で表現すると

 

天井や底の攻防では、
僕は高みの見物をしているだけなのです。

 

 

「そんなトレードのやり方なんて男らしくないよ！」

 

 

そう僕のことを非難する人もいるかもしれませんが
マーケットには僕のようなトレーダーがたくさんいます。

 

 

相場の天井や底で勝負を仕掛けるトレーダーは
顔面ばかりを狙ってノックアウトを狙うボクサーと同じです。

 

 

派手に相手を倒せば気持ちが良いでしょう。

 

 

でも、本当に強いボクサーと戦えば
がら空きになったボディにパンチを食らい
息が出来なくなって膝から崩れ落ちてしまうのです。

 

 

「トレードでお金を増やすことよりも
俺は勝ち方にこだわりたいんだよ！」

 

 

そういう人は天底狙いの派手なトレードを
今後も追求をしてください。

 

 

「でも、勝ち方にこだわることよりも
俺はお金を増やしたいんだ！」

 

 

もし、そのような考え方であれば
今日の格言、並びにこの記事の内容を
どうぞしっかりと肝に銘じてください。

 

 

 

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