テクニカル分析の先駆者

目安時間:約 6分
テクニカル分析の先駆者

YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

この記事では、リチャード・D・ワイコフによる

相場の格言をお届けします。

 

 

 

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 「普通の所帯持ちの男だったら
  どこかに行ってピストル自殺をするほどの損を、
  私は何回か出している。」

 

 この発言は、どんな投機家も
 常に正しいわけではないという格言の
 ひとつの例証にすぎない。

 

 (リチャード・D・ワイコフ)

 

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リチャード・D・ワイコフって誰?

 

多くの人は
リチャード・D・ワイコフのことは
あまりご存知ないのかもしれません。

 

 

でも、僕は非常にたくさんのことを
リチャード・D・ワイコフの書籍から
学んできました。

 

 

ワイコフ氏は19世紀末から20世紀初めに
アメリカで活躍した株式トレーダーです。

 

 

そして、

 

投資コンサルタントやジャーナリストでもあり
「マガジン・オブ・ウォールストリート」という
専門雑誌を創刊したのもワイコフ氏でした。

 

 

まさに、トレーダーでありながら
投資の啓蒙活動を行っていたということは
まさに僕が追い求めている理想像です。

 

 

ワイコフ氏と同時代を生きたトレーダーは
ダウ理論で有名なチャールズ・ダウや
伝説の相場師ジェシー・リバモアなどがいます。

 

 

ワイコフ氏は、
それらの著名な方々と同様な
テクニカル分析の先駆者のひとりですね。

 

 

どんな投機家も常に正しいわけではない・・・

 

でも、そのワイコフ氏でさえ
今日の格言として紹介しているように

 

どんな投機家も常に正しいわけではない

と発言をしています。

 

 

当然、多くのトレーダーは
常に正しい判断ができるようにと
いろいろとトレード法を学んでいます。

 

 

でも、どれだけ学ぼうが経験しようが
100%の確率で正しい判断をすることは
不可能だとまずは受け入れるべきです。

 

 

そして、正しいか正しくないかではなく
優位性が高いのか低いのかという視点で
判断ができるようになるべきですね。

 

 

では、FXにおいては何が正しい判断だと言えるのか?

 

優位性が高い相場であっても
思惑通りに動いてくれない時も
当然にして相場では起こり得ます。

 

 

そういう場面では、
判断が正しくなかったのではなく

 

優位性が低いほうに
ただ相場が動いただけです。

 

 

つまり、

 

勝てたから正しかったわけでもなく
負けたから正しくなかったということでもない
ということです。

 

 

優位性が高いものを
選択し続けることが正しいことなのです。

 

 

それで負けてしまったとしても
それはそれで正しい判断です。

 

 

たまたま、その時の相場が
優位性の低い方向に動いただけなのです。

 

 

ご自身のトレードに対して
いつも勝った負けたの結果だけで
正しい正しくないを判断している人。

 

 

そのような方は、いま一度

ご自身のトレードの成否の判断基準が

 

何に基づいているのかをしっかりと
ご認することは大切なことだというわけです。

 

 

 

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ガチ@コー|YWCトレードロジック事業部:若尾 裕二

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