YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジョッシュ・リュークマンによる
相場の格言をお届けします。
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市場の現在の価格は
その時点でその市場に参加している
トレーダー全員の考えと認識を表す。
直近の価格はその時点で
自分の認識に基づいて行動している
大衆の感情的合意を示す。
価格変動は、間違っていようがいまいが
プレーヤー全員の解釈を表している。
(ジョッシュ・リュークマン)
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相場の値動きは多数決の原理で
買いが厚ければ上昇をして
売りが厚ければ下落をします。
誰かひとりだけの思惑で
動いているわけではありません。
BISの3年ごとの調査の取りまとめでは
2016年のデータでは、外国為替取引高は
1日平均で約560兆円となっております。
※ BIS = 国際決済銀行
※1ドル=110円で計算
ちなみに、東証一部・二部、マザーズ、JASDAQ、
TOKYO PRO Marketにおける普通株式及びETF・ETN/REIT等の
立会内及び立会外の一日平均売買代金は約3兆円です。
つまり、株式市場の1年間の
売買代金までには及びませんが
そのくらいの取引額と近いだけの取引を
外国為替取引では、ほぼ1日で
達成してしまっているということです。
もちろん、そのすべてが
我々トレーダーによる投機的な取引ではなく
実需を伴う取引を含んでのことです。
それらの市場参加者の総意として
直近の価格が決められており、
そして常に変動をしていきます。
つまり、何を言いたいのかと言うと
「目の前の値動きだけが真実」だということです。
ですから、現在の価格が高いとか安いとかは
自分ひとりで決めるものではありません。
すなわち、下手な先入観は
捨てたほうが賢明だということです。
値頃感ではなく、しっかりとテクニカル分析をして
買いが厚そうならば買い、売りが厚そうならば売り、
分からなければ仕掛けない。
そのような姿勢がとても重要だというわけですね。
ぜひ意識をして取り組んでみてください。
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