YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジェイク・バーンスタインによる
相場の格言をお届けします。
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損失を受け入れることは、
トレーダーとして成功するのに持つべき
(あるいは開発するべき)重要な資質である。
どのトレーダーにも当てはまることであるが、
失敗の最大の原因は、損切りするべきときに
損失を受け入れることができない、
ということだろう。
(ジェイク・バーンスタイン)
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この記事の目次
知人投資家たちと5名で
以前にお酒を呑む機会がありました。
僕は為替トレーダーですが
その他2名は株式投資をしていて
1名は投資信託で資産運用をしていて、
1名は仮想通貨投資をしています。
ですから、必然的にお酒の席でも
会話の内容は決まってきます。
先日のお酒の席で話題になったのは
それぞれがいま
頭を悩ませていることでした。
仮想通貨で含み損を抱えているが
見ると辛いので見て見ぬふりをしている。
投資信託で運用している分は
マイナス運用になっているが
もう潔く損切りして
資金を引き上げようか悩んでいる。
保有している個別株が含み損で
これからどうするか毎日悩んでいる。
ちなみに知人たちは専業投資家ではなく
会社役員や幹部職の兼業投資家ばかりです。
だから、当然にして専業で投資教育者の僕に
アドバイスを求めてきたわけですね。
僕は、彼らの投資対象先を
詳しく調べていたわけではありません。
だから具体的なアドバイスは控えましたが
ごく一般的なアドバイスはしてきました。
・塩漬け状態のものは直ちに損切る
・損切るかどうか迷っているものは直ちに損切る
つまり、
潔く損失を受け入れることを
アドバイスしてきたわけですね。
もちろん、
なぜそうするべきかの理由も
しっかりと話をしてきました。
彼らはみな会社内では要職の責任者なので
不採算部門へのテコ入れなんかも
今までに経験をしてきています。
だから、
利益が上がるどころか赤字続きの事業を
放置したままにしておくのですか?
そう問い質しただけで
頭の中ではどうすれば良いのかを
納得できたようでした。
あとは、彼らが実際にしっかりと
損切りする行為に踏み切れるかどうかです。
損失は小さければ小さいほど
受け入れやすくはなるものですが
大きくなればなるほど
目を背けたくなるものです。
だから
損は大きくなりすぎる前に切るという行為は
勝ち組トレーダーとしての鉄則のひとつです。
まれに初心者トレーダーの中には
1円たりとも損失は受け入れられない!
そういうことを言う人もいますが
そういう人は今すぐに
相場の世界からは抜け出してください。
損失を受け入れられない限りは
トレードをやる資格はないと思ってください。
損失を受け入れられないということは、
ガソリンを入れずに
車を走らせようとしている。
社員にタダ働きさせて
会社の利益を上げようとしている。
そういうことを実現しようとしていることと
原理原則的にはまったく同じことです。
とてもバカげたことを考えていることに
これでもまだ気が付くことができませんか?
もしあなたが、トレードの結果に
いまだに一喜一憂してしまうのであれば
上記の格言を貼りだして
毎日復唱をすることをお勧めします。
損失を受け入れることを克服できなければ
絶対に勝ち組トレーダーになんて
なれるわけありませんからね。
損切りは利益を上げるための経費でもあり
絶対に避けることができないものですから
上手にコントロールをしていくようにしてください。
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