YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、デーブ・ランドリーによる
相場の格言をお届けします。
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ポジションを小さく抑えておけば、
あなたは感情の高揚や落ち込みを
コントロールできるだろう。
(デーブ・ランドリー)
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為替相場の中での最大市場は
ニューヨーク市場だと思っている人が
とても多いのですが
ロンドン市場が約3分の1強を占めていて
世界最大の市場になっています。
ニューヨーク市場は約2割強ですから
ロンドン市場とは、かなりの差が開いています。
ちなみに3番手の市場は
以前は東京市場だったのですが
数年前にシンガポールに追い抜かれて
香港市場も取引高が多くなっています。
つまり、東京市場の取引規模以上に
シンガポール市場や香港市場が伸びています。
そのため、その3市場で
第3位を争っているような状態です。
ちなみにFXの個人トレーダーの人口は
日本が圧倒的に世界第一位です。
世界中の個人トレーダーの半数以上が
日本人だという統計が出ています。
それは、
日本国内業者のGMOクリック証券が
世界第一位の取引量を誇っているので
ご存知の方もいることでしょう。
ゆえに
日本の個人投資家は10年以上も前から
ミセス・ワタナベなどと、欧米トレーダーから
揶揄をされています。
ミセス・ワタナベとは、
日本人の素人個人投資家のことです。
たいした知識やスキルや経験を
持ってもいない主婦までもが
簡単に稼げると思って
市場に参入してくる姿を見て
海外トレーダーがそう呼び始めました。
常に我々日本人の個人トレーダーは
世界中の巨人を相手にして
常に戦を仕掛けているということだけは
絶対に忘れないようにしておきたいですね。
そういう立場の日本人トレーダーですが、
あなたがFXトレードに
取り組んでいる理由は何でしょうか?
この問いに対する答えは
やはりお金を増やしたいからですよね?
専業トレーダーになりたいからとか、
世界中を旅行したいからとか
もっと社会貢献をしたいからとか
そういう夢や目標を実現するためには
お金を稼いでいなければできないことです。
そのせいか、多くの人たちが
たいした知識やスキルもないのに
資金量には見合わない形で
勝負に挑もうとしています。
具体的には、ポジションサイズを
大きくしてのトレードを仕掛けるのです。
その時に、勝てば有頂天になって
また同じように大きなサイズで
勝負を繰り返そうとするのです。
でも、いずれは必ず負けます。
そのいずれ負ける時に
一度に大きな資金を飛ばしてしまうのです。
なぜ、僕のような相場歴30年超の
ベテラントレーダーであっても
一度に勝負に出るようなトレードは
仕掛けないのか理由はご存じですか?
その理由は、負けるトレードが
必ずあることを知っているからです。
もしあなたが、トレードを仕掛けて
いつもドキドキハラハラ状態で
感情の高揚や落ち込みが激しいのであれば
それは資金に見合ったポジションサイズで
トレードをしていない証拠になります。
あなたの実力とポジションサイズに
乖離が大きければ大きいほど
感情の起伏はそれに比例して
大きくなります。
そういう感情を経験して
自分はメンタルが弱いからとか
メンタルが保てないから勝てない
などと言う人が大勢存在しています。
そのために、
メンタルの保ち方の
アドバイスを求めてくる人も
実際にとても多いです。
でも、多くの人たちは
メンタルというものを誤解して
とらえている傾向が強いです。
「負けトレードが続く時のメンタルの保ち方」
という動画を無料開放していますので
メンタルに自信がない人はご覧ください。
動画の最後のほうでは
なぜ為替相場の値が上下するのかの
根本的な話にも言及しています。
トレードメンタルに自信がなければ
ぜひ、こちらのページをご覧ください。
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