トレードにおけるニュースの取り扱い方について

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トレードにおけるニュースの取り扱い方について

YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

今日はエド・スィコータによる

相場の格言をお届けします。

 

 

 

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 市場は前もってニュースを織り込む。

 

 (エド・スィコータ)

 

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いろいろな経済指標の発表時に
トレードを仕掛けるトレーダーもおりますが
僕は基本的には何もしないです。

 

 

僕がその時に気を付けることと言えば
保有しているポジションのストップを
近付けすぎないことくらいです。

 

 

重要な指標発表時には、
かなり多くのFX業者でスプレッドが
大きく広がる傾向にあります。

 

 

こちらの画像は2016年11月の

アメリカ雇用統計発表時の時のものです。

 

 

上場しているほどの規模を誇る
国内の大手FX業者でさえこんな感じです。

 

 

ですが、FX業者の企業努力、
というか業者同士の顧客獲得競争により

 

スプレッドの広がりも以前に比べれば
かなり改善をされてきています。

 

 

 

FX業者による経済指標発表時のスプレッドの広がり

 

 

 

それでも、ストップを
あまり近付けすぎておくと簡単に
ポジションは狩られてしまいます。

 

 

純粋な損益を計上するのではなく
FX業者の都合でポジションを狩られることは
できる限り避けていなかければなりません。

 

 

相場は何かのニュースや経済指標の発表で、
それまでのトレンドが変わるということは
ほとんどありません。

 

 

100年に一度あるかないかと言われた
2008年後半のリーマンショックでさえ、

 

サブプライムローンという大問題が
以前からくすぶっていたからこそ起きたわけです。

 

 

それが証拠にリスク通貨の日本円は
大きな流れとしては、リーマンショック以前の
2007年7月から円高方向に一気に進んでいました。

 

 

後から相場を振り返ってみれば
何とでも言えると思われるかもしれませんが
「市場は前もってニュースを織り込む」のです。

 

 

近視眼的な相場の見方をする前に
ぜひ大局的な視点で相場を眺める癖を
身に付けて頂くことをおすすめします。

 

 

ポジションを保有している状態の時に
大局的な流れが見えているのか、
それとも見えていないのか。

 

 

利益を得るにしても、損失を被るにしても
そのような視点を持つか持たないかで
結果には大きな差となって表れるものです。

 

 

 

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