YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
今日はジャック・D・シュワッガーによる
相場の格言をお届けします。
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長期にわたって誰が勝ち、
誰が負けるかということは、
スキルによるもので、
運ではないということに
トレーダー達自身
少しの疑いも持っていない。
(ジャック・D・シュワッガー)
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トレードにおいて運の要素を
頭ごなしに否定をすることはできません。
なぜなら、右も左も分からないようなど素人が
いきなりポジションを建ててみたとしても
必ず勝ってお金を増やす人がいるからです。
それは運だけに頼ったトレードですが
でも、その状態でずっと勝ち続けることは困難です。
つまり、運が良い状態をずっと
継続し続けることは困難だということです。
僕自身、長期間に渡って
勝ち続けることができているのは
運が良いからだとは思っていません。
今まで30年近くに渡って積み重ねてきた
知識やスキルや経験があるからこそです。
トレードに限らず人生全般において
運が悪かったと思う出来事を後から振り返れば
結果的には運が良かったと思えることも多いのです。
運が良かったと思うことが
その後に最悪の事態を招いてしまった、
ということも実はとても多いのです。
そのような事例はたくさんありますが
敢えてひとつの事例だけお伝えします。
大きな含み損のポジションに対して
損切りを躊躇してしまう人はとても多いです。
損切りせずにポジションを持ち続けた結果
持ち直してきて大きな損切りを免れることができた。
そういう経験をすると、ほぼ全員の人が
運が良かったから助かったと安堵するのです。
でも、そのような経験をした人は
その後に高い確率で破綻しているのです。
大きな含み損に耐えて助かった人は
その後に再び同じような経験をしてしまうのです。
再び大きな含み損を抱えてしまうのですが
損切りせずに助かった経験をしたことがあるから
また含み損に耐えようとしてしまうのです。
二度目も助かる経験をする人もいますが
結局、そのようなトレーダーの行き付く先は
最終的には破綻するしかありません。
なぜなら、運が良いと思える状態を
一生涯に渡り100%の確率で継続することは
不可能なことだからです。
大きな含み損を抱えてしまったポジションが
結局、値が戻らずに大損失を計上してしまった。
そのような経験をすると、
とても運が悪かったと思ってしまいます。
ですが、むしろ一番最初の失敗で
そのように助からなかった経験をする方が
長い目で見れば運が良かったとも言えるのです。
なぜなら、本物のバカじゃなければ
二度と同じ過ちは繰り返さないと誓えるからです。
結局は紹介した格言にあるように
長期にわたって誰が勝ち、誰が負けるのかは、
スキルによるものであって運ではない、のです。
運というものは、考え方によっては
良いか悪いかの判断が入れ替わるものです。
それに、トレードの経験を積み重ねても
運だけを向上させることはできません。
でも、スキルは違います。
経験を積み重ねることによって
日増しに向上させ続けることができるものです。
結局、トレードで勝ち続けるためには
運を頼るのではなくスキルに頼るしかないのです。
すなわち、勝ち続けたければ
スキルの向上を目指してひたすら経験値を
上げていくしかないということです。
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