YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジャック・D・シュワッガーによる
相場の格言をお届けします。
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最も確信できるトレードだけ行うという姿勢は、
他のトレーダーの多くもそう指摘しているように
極めて適切なアドバイスだ。
(ジャック・D・シュワッガー)
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相場での保ち合いパターンの多くは
継続パターンであることが多いです。
つまり、下から上がってきた値動きは
保ち合いで小休止をしてから上昇を再開、
上から下がってきた値動きは
保ち合いで小休止をしてから下落を再開。
そのように保ち合い前の値動きを
そのまま継続することが多いというわけです。
もちろん、
それが絶対法則というわけではなく
継続方向への値動きのほうが
優位性が高いということだけです。
以下のチャートの値動きでは
ペナント = 収束型三角保ち合い(もちあい)を
形成しています。
このような下から上がってきた値動きは
ペナント形成後にも上昇を継続していくことが
下落に転換するよりも多いということです。
なぜ我々FXトレーダーがチャートを細かく見て
いろいろな分析をしているのかと言えば
それはより値動きの確信を得るためです。
そのことを否定する人はいないでしょう。
でも、絶対に100%このように動くという確信を
相場から得ることは出来ません。
もちろん、僕も相場歴は30年以上になりますので
より確信の高いポイントは知っています。
しかしながら、そのようなポイントは
滅多に姿を現さないのが相場なのです。
より優位性の高いポイントを絞り込めば絞り込むほど
相場での再現する可能性はとても少なくなるのです。
FXトレーダーの中には大底や大天井を狙って
年に数回の仕掛けしかしない人も
実際には存在をしています。
そういう人は確信の高いポイントだという判断で
僅かな機会だけを狙って仕掛けるわけですが
それでも勝率は100%ではないそうです。
狙うのが早すぎて、あっという間に
損切りすることになることもあるそうですし
どれだけ注意深くチャートを観察していても
見逃して仕掛け損じをすることもあるそうです。
それでも、そのような仕掛け方をやめない理由は
上手く波に乗ることができれば積み増し分も含めて
数回の損失で終わったトレード分を合わせても
その何十倍もの大きな利益を得ることが
できるからだそうです。
僕自身のメイントレードは、
そこまで取引回数は少なくありませんが
でも仕掛けをしない日なんて頻繁ににあります。
毎日、トレードを繰り返さなければ儲けられない。
チャートを見ている間は
トレードを頻繁に繰り返さなければ
稼ぐことなんてできるはずがない。
もし、そのような考え方をお持ちであれば
その考え方はきれいさっぱり捨ててください。
長い時間足でゆったりとトレードをして
まともに稼ぐことができない人が
短い時間足でトレードを頻繁に繰り返したって
稼げるようになるわけがありませんからね。
過去にボクシングの世界チャンピオンだったモハメド・アリは
「あまりにも順調に勝ちすぎているボクサーは実は弱い」
と発言をしたそうです。
確かに、FXトレードにおいても
負けを経験することはとても重要なことですね。
・負けるから損切りが上手くなる
・負けるから勝てる方法を模索する
・負けるから無謀なポジションサイズで勝負しなくなる
もし、連戦連勝しているFXトレーダーがいたとしても
その彼は一度の負けで多くを失ってしまうことになるでしょう。
それは資金的なこともそうですが、
天狗になった鼻もへし折られて
メンタルの崩壊へとつながっていきます。
だから、FXトレードにおいても
適度に負けることは悪いことではないのです。
もちろん、いつも負けていいわけではないので
適度にということで誤解なきようにお願いします。
そして、頻繁に負けてしまうことを避けて
負ける回数を適度に保つという事であれば
やはりトレード回数は絞り込む必要があります。
特になかなか勝てずに悩んでいるのであれば
最も確信できるトレードだけ行うという姿勢を
常に心掛けて日々のトレードに励むようにしてください。
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