【FX正攻法】「損小利大」は手法で実現するわけではない

目安時間:約 10分
「損小利大」は手法で実現するわけではない

YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

この記事では、ウィリアム・オニールによる

相場の格言をお届けします。

 

 

 

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 小口投資家は利喰いが早く、損を引きずる。

 

 投資家は損を出ているものを売るよりは先に、
 前に利益の出ているものを売ってしまう。

 

 この戦略は正しい投資手法とは全く逆だ。

 

 (ウイリアム・オニール)

 

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FX正攻法として資産構築のための正しい投資戦略は

 

損を引きずらずに利益を伸ばすこと

 

 

【FX正攻法】核心を突いた重要な格言

 

この格言は核心を突いた非常に重要な格言です。

 

 

負け組トレーダーがやっていることを
的確に表現をしている珠玉の格言です。

 

 

たとえば、

あなたがAとBの2つのポジションを
保有していたとします。

 

 

その時に、AとBのポジションで
ともに今後の相場がまったく見通せない。

 

 

そして、現段階では
Aは5,000円の含み益の状態で
Bは10,000円の含み損を抱えている。

 

 

そういう状況下において、
どちらかのポジションを閉じなければいけない。

 

 

そうなった場合に負け組側のトレーダーは
Aの5,000円の含み益があるポジションを
先に閉じてしまうのです。

 

 

そして、

 

Bの10,000円の含み損を抱えたポジションを
そのまま持ち続ける選択をしてしまいます。

 

 

負け組の選択

 

もちろん、そのBの含み損ポジションが
その後に回復して含み損が減ることもあります。

 

 

ですが、

 

99%のトレーダーは建値まで回復するのを待って
トントンで決済をしようとするのです。

 

※ 建値 = エントリーした値位置

 

 

上記のようなトレーディングでは
最大利益は5,000円で最大損失は無限大
だということになります。

 

 

もちろん、損切りをしっかりと設定してあれば
無限大の損失ではなく損失額は限定できます。

 

 

そして運良く(?)、
値が建値まで戻ってきたら

 

トントンで決済をして
損をしなかったことに安堵するのです。

 

 

その一方で、勝ち組側では先にBの
10,000円の含み損を抱えたポジションを決済します。

 

 

もちろん、

 

その後にAのポジションの含み益が
減ってしまう可能性も大いにあります。

 

 

もしAのポジションの含み益がなくなり
建値で決済をした場合は合計で-10,000円の
損失が確定をすることになります。

 

 

上記のようなトレーディングでは
最大損失は-10,000円で最大利益は無限大
だということになります。

 

 

勝ち組は、いつも最大利益は無限大の可能性

 

さて、以上のようなトレードを
ひたすら繰り返していけばいかがでしょうか?

 

 

利益面で見れば、

負け組側のスタイルでは、

 

いつも最大利益は5,000円までしか
得られないということになります。

 

 

その一方で、勝ち組側のスタイルでは
いつも最大利益は無限大の可能性があります。

 

 

損失面からみれば、負け組側のスタイルでは、
いつも最大損失は無限大の可能性があります。

 

 

その一方で、勝ち組側のスタイルでは
いつも最大損失は-10,000円までに
限定をすることができるのです。

 

 

負け組はいつも「損大利小」を無意識にも選択している!

 

すなわち、

 

負け組側のトレーダーは
無意識のうちに利小損大のトレードを
常に繰り返してしまっているのです。

 

 

そして、

 

勝ち組側のトレーダーは
常に損小利大のトレードを
狙っているというわけですね。

 

 

このようなことをお伝えすると
決まって次のように言う人がいます。

 

 

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10,000円の含み損を一時的に抱えたとしても
毎回のトレードでしっかりと建値まで
値が戻ってくるのを待てば問題ない。

 

そうすれば、毎回5,000円ずつでも
利益を積み上げていくことができる。

 

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そのように考えてしまう人には警告しますが

ハッキリ言いますがマヌケな考え方です。

 

 

あなたは常に

これから利益を得ようと思って
トレードを仕掛けているわけです。

 

 

つまり、

 

多少の含み損を抱えることはあっても

 

大きな含み損を抱えるつもりで
ポジション建てはしていないはずです。

 

 

それだけの含み損が出るのを
最初から見越せているのでしたら

 

エントリーのタイミングをもっと遅くして

含み損を抱えないように
仕掛けられているはずです。

 

 

なぜ、大きな含み損になってしまったのか?

 

すなわち、

 

大きな含み損を抱えているということは

あなたの戦略通りには相場が動いていない証拠です。

 

 

なぜ、そのような状況に陥っているのに
戦略通りに動いてくれなかったポジションに
固執をする必要があるのでしょうか?

 

 

耐えて値が戻ってきて
含み損を解消することができたら
運が良いという人がいます。

 

 

でも、僕から言わせれば
運が良いと言うことはできません。

 

 

なぜなら、そのような
助かったと思う経験をすることで
同じ過ちをまた繰り返してしまうからです。

 

 

非常に多くのトレーダーが

正しい投資手法とは全く逆のことをしています。

 

 

そういうことを繰り返しているのでは
勝ち組トレーダーへの仲間入りは
夢のまた夢ですね。

 

 

あなたならどうしますか?

 

 

ぜひこの機会にじっくりと考えてみてください。

 

 

 

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ガチ@コー|YWCトレードロジック事業部:若尾 裕二

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