YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ジョッシュ・リュークマンによる
相場の格言をお届けします。
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CNBCの報道によれば、
デイトレーダーの大半が
トレーディングを始めて
6か月以内に破綻する。
(ジョッシュ・リュークマン)
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CNBCとはニュース通信社ダウ・ジョーンズと
アメリカの大手テレビネットワークのひとつ NBCが
共同設立したニュース専門放送局のことです。
その事実から考えると、もしあなたがデイトレーダーで
トレードを始めてから6か月以上相場で生き残っていたら
それはとてもすごいことだということです。
時間足が短いトレードになればなるほど
狙う値幅や損切りまでの値幅は小さくなります。
ですが、その分だけポジションサイズは
大きくなりトレード回数も多くなります。
でも、トレードするためのコストである
スプレッドやスリッページは短い時間足だろうが
その分だけ小さくなるわけではないのです。
数か月間もポジションを保有し続けるような
トレードの1回の仕掛けであっても
仕掛けから決済までがわずかに数分間だけの
スキャルピングトレードの1回の仕掛けであっても
スプレッドやスリッページは同じだけ掛かってしまうのです。
つまり、300pipsの値幅を狙うトレードであろろうが
わずかに10pipsだけの値幅を狙うトレードであろうが
1回分のトレードのスプレッドやスリッページは
同じだけコストとしてのし掛かってくるということです。
ですから、それらの1回ごとのトレードによる
利食いや損切り幅に対する経費率として見れば
値幅が小さい分だけ短い時間足でのトレードのほうが
比率的には圧倒的に大きくなってしまうことになります。
仮にスプレッドとスリッページを合わせて
1回の売買に要したコストが0.5pipsだったとするなら
300pipsの結果に対する経費率はわずかに0.0017%ですが
10pipsの結果に対する経費率は5%にもなってしまうのです。
しかも、300pips値幅を狙うトレードに対して
10pipsを狙うトレードではトレード回数は比較になりません。
巷ではスキャルピングやデイトレードが
特に初心者トレーダーには好まれる傾向にあります。
ですが、経費率は以上に高いというデメリットを
まずはしっかりと考慮した上で日々のトレードに
励むようにしてください。
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