YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、マーティ・シュワルツによる
相場の格言をお届けします。
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私は大損の後は、いつも小さくやって、
とにかく勝ちを重ねようとする。
儲けの金額は問題ではない。
ただリズムと自信を取り戻すためだ。
(マーティ・シュワルツ)
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マーティ・シュワルツ氏とはアメリカで
とても有名な個人トレーダーです。
シュワルツ氏の名前が知れ渡ったのは
全米トレード選手権というコンテストが
きっかけでした。
期間4か月で争われたコンテストで
210%という大きなリターンを獲得して
チャンピオンになったのです。
その他にも逸話は数々あります。
・年間で781%のリターン
・4万ドルを2000万ドルまで増やす
・1か月で3%以上の損をしたことがない
でも、そんなシュワルツ氏ですが
最初の10年間くらいは
勝ち組側ではなかったのです。
その10年間くらいは
ファンダメンタル分析中心のトレードで
負け続けていたそうです。
上手くいき始めたのは、
テクニカル分析に転向してからで
それから勝ち続けて
有名なトレーダーになったのです。
そのような大成功を収めた
個人トレーダーのシュワルツ氏ですが
今日の格言にあるように
勝てるようになってからでも
損失のトレードは珍しいことでは
なかったのです。
大損の後に小さなポジションで、
勝ちを重ねようとするのは
リズムと自信を取り戻すためだと
言っています。
つまり、規律を乱さないために
そして規律をしっかりと保ち続けるために
そのようにしていたということですね。
損失のトレードというものは
お金を増やしていくためには
避けられないものです。
人の呼吸と似ているとも言えます。
無意識の中で人は空気を
吸って吐いてを繰り返しています。
トレードも勝ちも負けもあるのが
ごくごく自然なことなのです。
上手くトレードを継続するコツは
何と言っても規律を保ち続けることです。
一回の損失のトレードで
凹んでしまう人、熱くなってしまう人、
特にそのような傾向が強い方は
ここで紹介したシュワルツ氏の格言を
今後はぜひ参考にしてください。
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