YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
今日はジェイク・バーンスタインによる
相場の格言をお届けします。
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10万ドルの口座で1万5000ドルの
ドローダウンがあるのは珍しいことではない。
(ジェイク・バーンスタイン)
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ドローダウンとは、一時的に最大資産から
落ち込んだ場合の下落率のことを言います。
すなわち、口座に入っている資産から
どれぐらいの損失が出たかがドローダウンです。
そして、その資金量に対して割合的に
15%のドローダウンは珍しいことではない。
そのことを格言では述べています。
特にトレードを始めたばかりの人ほど
わずかな損失を出すことを嫌がります。
そのために、含み損を放置したまま
損失を確定させることができない人もいます。
そのような人たちはFXで稼いでいる人は、
損失を出すことなんてないと
思っているのかもしれません。
でも、損失を出さない人なんていません。
勝ち組といえども負けるトレードは
日常的にごく普通にあるのです。
負けないトレードを実現しているなどと
豪語しているような人も稀にいます。
でも、そのような人は
ただ単に損切りしていないだけか
常に両建てをしているかのどちらかです。
つまり、確かに負けてはいないかもしれませんが
お金を増やすこともできてはいないのです。
そのような人が相場から
退場するのは時間の問題だけです。
特に初心者に近ければ近い人ほど
トレードに堅実性を期待するトレーダーは
とても多いものです。
会社から毎月受け取る給料のように
相場から毎日同じような利益を
同じように上げることを期待する。
確かにそれは理想的なことかもしれませんが
日々の変動値幅や値の動き方が違う以上、
それはただの幻想でしかありません。
トレードで勝ち組に入るとは
そういうことではありません。
勝つトレードも負けるトレードも
両方を繰り返しながら、だんだんと
資金を増やしていくということです。
ですから、一度のトレードごとに
一喜一憂してしまうようではまだまだです。
一回ごとのトレードの結果に
一喜一憂しないようになってくれば
トレーダーとして成長している証だとも
言えるのではないでしょうか?
トレードは局地戦で勝敗が
決まるものではありません。
局地戦で大勢が決まってしまうのであれば
そのことは無謀な資金サイズで
挑んでいる証拠にもなります。
戦術、戦略、知力、スキル、精神力など
すべて合わせての長期的な戦いにより趨勢が決まる。
それが、トレードなのです。
ですから、そのような戦いを挑んでも
時には15%ほどのドローダウンを食らうことも
何ら不思議なことではないのです。
最初から最悪のケースを想定しておけば
この最大ドローダウン率というものも
あらかじめ決めておくことができるわけです。
相場の値動きに関して言えば想定外の出来事が
次から次へと起こることは珍しくありません。
でも、己自身の口座資金の変動推移は
常に想定内の変動に留めておくべきです。
つまり、常にポジションサイズに気を付けて
オーバーポジションに気を付けなければなりません。
一か八かの勝負に勇んで挑むのではなく
より確実性が高いと思われる場面でしか
仕掛けをしないようにする。
そのようなトレーディングは刺激が少ないと
もしあなたが思ってしまうようであれば
あなたはギャンブル気質が高い人だと言えます。
大勝負に挑んで勝つこともあるでしょう。
でも、大勝負に挑み続けて勝ち続けた人はいない。
トレードをギャンブルの場だと考えるのか、
それとも、長期的に資産増加を目指す場だと考えるのか。
もしトレードをギャンブルの場だと
あなたが考えているのであれば
僕のブログからは得られるものはありません。
長期的に資産増加を目指す場だと考えるのであれば
僕はあなたに伝える有益な情報をたくさん持っています。
そのような人はこれからもお付き合いください。
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