YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、エド・スィコータによる
相場の格言をお届けします。
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劇的だとか感情的に
なってしまったようなトレードは
だいたいうまくいったことがない。
僕の一番大きな失敗は、
ポジションに対して感情的に
なってしまった後ですぐに起こった。
(エド・スィコータ)
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チャートに刻まれているローソク足は
過去の値動きの軌跡です。
そんなことは敢えてここに書かなくても
もうお分かり頂けていることでしょう。
でも、多くのトレーダーが
あまり気が付いていないことがあります。
その多くのトレーダーが
あまり気が付いていないこととは、
チャートの軌跡とは
値動きの軌跡であると同時に
感情の軌跡でもあるということです。
つまり、
利益に対する昂揚感であったり
損失に対する恐怖感であったり
そういうものをチャートは
示しているというわけです。
そして、多くのトレーダーの
昂揚感が一方向に一致した時、
恐怖感が一方向に一致した時に
大きな値動きとなって表れるのです。
すなわち、それは
大陽線であったり、大陰線であったり
はたまた、長い上ヒゲであったり
長い下ヒゲであったりするような
値動きの状態になります。
利益に対する昂揚感や
損失に対する恐怖感が
一方向に一致をしていない時では
当然のことながら大きな値動きが
起こるはずはありません。
なぜならそれは、
多くのトレーダーの感情としては
昂揚感も恐怖感も感じてはいない状態
だということになるからです。
もちろんこの感情論は
ロウソク足の値動きだけに限った話ではなく
インジケーターに対しても同様です。
それは、移動平均線の傾き具合であったり
オシレーター系指標の振幅であったり
そういうものも同じ原理原則なのです。
チャートに刻まれているのは
トレーダーの感情の軌跡でもある。
そのことを心の奥底から理解すれば
FXで今すぐにチャート分析力を確実に向上させることが
きっとできるようになるはずです。
だからぜひ、そのような視点を持って
今後のチャート分析に生かしてください。
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