YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ドラッケンミラーによる
相場の格言をお届けします。
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長期的により多くの利益を上げるためには、
資金を維持し、ホームランを打つことだ。
(ドラッケンミラー)
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サイコロの目は1から6まであります。
そのサイコロを振って、奇数が出るか、
それとも偶数が出るかの勝負で
あなたは賭けることになりました。
奇数が出ればあなたの勝ちで
偶数が出ればあなたの負けです。
勝てば1万円を得ることができて
負ければ1万円を支払わなければなりません。
ただし、勝ち逃げは許されずに
必ず1万回の勝負をしなければなりません。
さて、この勝負で
あなたはお金を増やせるでしょうか?
その答えは、増やせるかもしれないし
増やせないかもしれません。
あなたが勝負に勝てる確率は
フィフティフィフティ(五分五分)です。
なぜなら、確率論からすれば
あなたの勝率見込みは50%になるからです。
そして、利益対損失比も常に1対1のままです。
この勝負にあなたは乗り気満々で挑もうとするでしょうか?
ただの時間の無駄遣いだということで
やりたくない人はたくさんいることでしょう。
でも、世の中の多くのトレーダーは
短い時間足でこのようなトレードを
ひたすらと繰り返しています。
まさに、このようなトレーダーは
サイコロころがしトレーダーと揶揄されています。
あなたのトレーディングはいかがですか?
常に資金の目減りを極力抑えることは
戦略的にも精神的にも、とても重要なことです。
そして、勝てるときに大きく勝つことがなければ
いつまでたっても資金は行って来いのままで
増えていくことはありません。
トレードでは損小利大が大切なことは分かっていても
そういったトレードをしっかりと実現出来るようにならない限りは
いつまでたっても大衆から抜け出すことはできないのです。
野球の神様と呼ばれるベーブルースは
ホームランもとてもたくさん打ちましたが
それ以上に三振の数のほうがもっと多かったそうです。
トレードでホームランを狙えば
当然にして勝率は落ちることになります。
でも、そこを目指さなければ
満足に資金を増やし続けることはできません。
イチローのようにヒットを量産すればいいじゃん!
そのように思う人もいるでしょうが
それが簡単にできないからこそ
イチローはイチローであるわけです。
トレードでも同じことです。
勝ち組トレーダの中でも
イチローのような選手はごく稀です。
勝率は多少悪くても、
ホームランが打てるトレーダーの割合のほうが
圧倒的に多いわけですね。
あなたは、どちらのトレーダー像を目指しますか?
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