YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、マイケル・マーカスによる
相場の格言をお届けします。
----------------------------------------------
根性を持ち合わせていない
偉大なトレーダーなんて聞いたことがない。
成功するには勇気も必要さ。
挑戦するための勇気。
失敗に対する勇気。
成功することへの勇気。
そしてうまくいかない時でも
やり続けようとする勇気だよ。
(マイケル・マーカス)
----------------------------------------------
確かに何かに取り組んで成功させるためには
まずは勇気を振り絞って始めてみる必要があります。
でも、何の計画も戦略もなしに始めるのは
それは無謀な勇気とも言えるのではないでしょうか?
ましてやトレードは金銭の増減に直結しています。
そういう分野でいきなり無謀な勇気を
振り絞ることは決して得策とは言えません。
ですが、やり始めてみなければ何も始まりません。
僕の愛読書の中に、
世界の鉄鋼王として名を馳せた
アンドリュー・カーネギーの
「富の福音」という書籍があります。
アンドリュー・カーネギーは
世界に鉄の時代をもたらした人物です。
もちろんそうなるまでには
いろんな紆余曲折があった訳ですが
やり残したことがあることに
晩年になって気が付いたのです。
それは、成功のルールを体系化して
世の中に広めるということでした。
これからの時代を生きる人たちが
ひとりでも多く成功のルールを知ってさえいれば
もっと世界は発展すると考えたわけですね。
カーネギー自身が成功の
ルールを体系化するためには
もう残された時間だけでは足りない。
そう考えて、成功のルールを
体系化できる人材をカーネギー自身が
探し始めたのです。
ですが、10年以上探し続けたにも関わらず
カーネギーがすべてを任せられるという人物が
見つかりませんでした。
カーネギーがこれぞと見込んだ人物は、
カーネギーの屋敷に招かれて
カーネギーから数日を掛けて
成功の秘訣について教えを受けたのです。
ですが、どうしても最後にして
カーネギーが最も重要視をした資質を
誰一人としてクリアできませんでした。
そして、まだ20代で新聞記者をしていた人物が
カーネギーへの取材をきっかけとして知り合い
その後にカーネギーの屋敷へ招かれたのです。
その彼も、カーネギーから数日を掛けて
成功の秘訣について教えを受けました。
そして、彼はカーネギーから
あることを依頼されました。
「君には成功の秘訣をここ数日間で話したね。
これから君に、私が見込んだ成功するであろう人物を
500名ほど手紙を書いて紹介するから
彼らに会って話を聞いて、彼らの成功を見届けて
成功哲学を体系化してくれないか。
20年は掛かると思うし、
私からの金銭的な援助は一切ないけどね。」
そして、その依頼を受けた彼は、
「ぜひ私にやらせてください。」
そう答えたのです。
その人物こそ、成功哲学を世界で初めて
体系化をしたナポレオン・ヒルです。
カーネギーの依頼に対して
ヒルが返答に要した時間は29秒だったそうです。
カーネギーが最も重要視をしていた資質とは
「決断力」であったわけですね。
カーネギーは成功哲学の体系化を依頼するときには
相手に気付かれないように、必ずストップウォッチで
返答までの時間を計測していたそうです。
カーネギーがすべてを任せられる人物は
このような重大な決断を1分以内で下せる人物にしか
任せることはできないと考えていたのです。
ヒル以前の人物はみな
最後の最後で、この決断力に対して
カーネギーのお眼鏡にかなわなかったのです。
そして最終的にナポレオン・ヒルは
20年の歳月をかけて成功哲学を体系化することを
しっかりと成し遂げました。
その時には、既にカーネギーは他界しておりましたが
カーネギーとの約束をしっかりと果たしたわけです。
我々が日々やっているFXトレードにおいても
この「決断力」は、とても重要です。
決断を先延ばしにして利食いし損なったり、
損切りが遅れてしまい大きくやられてしまったり
あなたもそのようなことは、
これまでのトレードで経験したことが
きっと何回もあるのではないでしょうか?
トレーダーとして稼いでいる人は
決断力がある人がとても多いことは事実です。
この話が参考になれば幸いです。
--------------------------------------------------------------------------------------
『総額43,600円+プライスレスなFX教材』を期間限定にて無料でプレゼント!
--------------------------------------------------------------------------------------
コメントフォーム