YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
今日はマーク・ワインスタインによる
相場の格言をお届けします。
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そのトレードを始める前、
僕の口座には150万ドル程あった。
だから、毎日その10パーセント近く
失っていたことになる。
大ケガをして、塹壕の中で血を流しながら
死ぬのを待っているような気分だった。
相場は五日連続ストップ安して、
60万ドル以上損してしまった。
五日目、僕は公園に座って、
そこで出会った少女の手をとり、
膝の上に涙をこぼしてしまったのを覚えている。
ほとんど精神病患者のようだった。
そして、この仕事から足を洗おうと考えた。
みんなが言っているように、
これまでの数年間僕が儲け続けてこられたのは、
単に運が良かっただけなのかもしれないと考え始めた。
(マーク・ワインスタイン)
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最初は資金が増えたり減ったりを繰り返しながら
そのうちに順調に資金が増え始めてくると
誰もが「もう自分はだいじょうぶだ!」と考え始めます。
でも、そのような慢心が心に芽生え始めると
大抵はその後に決まって大きな損失を経験します。
今日の格言は、そのことを示した貴重な格言です。
そのような経験をしてしまった時に、
トレードの世界から逃げ出すのか
それとも踏みとどまってやり続けるのか。
それは、その後にトレーダーとして
大成できるかできないかの大きな分岐点になります。
僕自身も30年近いトレードの経験の中で
相場歴15年目にして大きく資金を減らす
経験をしてしまった過去があります。
具体的にはある業者に入金していた額の
96%をたった2回のトレードで失ってしまいました。
それは株式相場からFXに舞台を移した矢先のことで
慣れないレバレッジトレードで失敗をしてしまったのです。
その原因は完全なるオーバーポジションでした。
トレードには、知識やスキルだけでは
どうすることもできない領域が存在をしています。
その領域に足を踏み入れ続けるということは
まるで精神修行でもしているかのように
感じてしまう日々も多いものです。
喜びだけではなく、痛み、苦しみ、悩みは
トレードとは切っても切れない感情です。
そういうネガティブな面に対しての
耐性が求められる世界が相場なのです。
ですから、そこを乗り越えられる人間は
ビジネスやスポーツの世界と同様にごくわずかな
限られた人だけしかいないのです。
まずトレーダーとして大成したいのでしたら
トレードを繰り返して多くを経験することです。
ある日を境に突然にして
上手くいき始めることなどあり得ません。
ひたすら経験値を積み重ねるしかないのです。
つまり、経験に勝る知識はないということです。
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