勝ち組トレーダーの最大の敵

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YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

この記事では、ジャック・D・シュワッガーによる

相場の格言をお届けします。

 

 

 

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　資金管理はトレーディングで

　成功するための重要な要素である。

 

　損失を計画的に限定しなくては、
　たった１つの運の悪いトレードが
　最悪の事態を引き起こしかねない。

 

　(ジャック・Ｄ・シュワッガー)

 

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「運が悪くて一回のトレードの損失で
多額の資金を吹き飛ばしてしまった！」

 

 

そのような話は聞いたことがあるでしょうが
実際にそのような経験をしてしまった人も
かなりの割合でいるのが相場という世界です。

 

 

僕自身は一回のトレードで
口座資金の約８割を失ってしまった経験を
過去に経験したことがあります。

 

 

しかも一度ならず二度も、、、です。

 

 

その２回の大損失は、僕がトレードを始めてから
随分と年数を経てから経験をすることになりました。

 

 

冷静に当時のことを分析すれば
スキルや知識不足による大損失ではなく
慢心によるものだったと断言することができます。

 

 

順調に勝てるようになってからの
気の緩みが大損失の原因だったわけです。

 

 

僕は、自らのトレードルールを犯しました。

 

 

同時に保有するポジション数を
チャンス相場が来ているからとの判断で
破ってしまったのです。

 

 

ポジション数を増やすということは
それだけ証拠金維持率は高くなります。

 

 

そのため、少しの相場の反転でも
証拠金維持率が大きく振れてしまい
結果として証拠金不足になってしまったわけですね。

 

 

FX業者のプラットフォームを開くと
あるはずのポジションが何も残っていなくて
大幅に資金が減っているのを見た瞬間は、

 

実際に何が起こったのか
頭が真っ白になってしまい
訳がわかりませんでした。

 

 

でも、僕はさらにその後に
同じようなことを繰り返してしまいました。

 

 

まさに一度ならず二度までも
同じ失敗を繰り返してしまったわけですから
凡人の日本代表に選ばれてもいいくらいな男です。

 

 

今日の格言には

 

「たった１つの運の悪いトレード」とあります。

 

 

でも、僕が思うことは、大損失というものは
それは運が悪かったから起きたのではないということ。

 

 

つまり、やるべきことをやらなかったことからくる
必然の結果だったのではないかと今では思っています。

 

 

やるべきことをやれないのは
規律不足という一言で片付けることもできます。

 

 

あまりにも順調すぎる状態が続いているときは
特に慢心には注意をしなければいけないということを
二度の損失の経験から僕は学びました。

 

 

どれだけ調子が良い状態が続いたとしても
決して天狗になってはいけないのが相場の世界
だということを強く認識しました。

 

 

サバンナと同じように弱肉強食の世界で

 

そこには生まれたばかりだからとか、
初心者で始めたばかりだからとか、

 

そういうのはまったく関係のない世界です。

 

 

弱い者も強い者も同じひとつの場所で
戦わなければいけない世界だということは
常に頭に入れておかなければいけないということです。

 

 

すなわち、勝ち組トレーダーの最大の敵とは
慢心による気の緩みしかないと思っています。

 

 

元ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリが
「あまりにも順調に勝ちすぎているボクサーは実は弱い」
と発言をしたことがありました。

 

 

僕は、それはボクシングだけに限らず
どのような分野においても言えることだと感じました。

 

 

天狗になったら人間ダメですよね。

 

 

特に順調な時ほど、ご注意ください。

 

 

 

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