YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、ゲーリー・ビールフェルドによる
相場の格言をお届けします。
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最も重要なことは、
利が乗ったポジションは
できる限り長く持ち続け、
上手くいかないポジションは
素早く切るという方法を持つことだ。
(ゲーリー・ビールフェルド)
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この記事で紹介した格言は
なかなか損大利小トレードから
抜け出すことができない人にとっては
まさに「言うは易く行うは難し」の
格言だと感じる格言かもしれません。
ですが、小さな損切りを難しいと感じているうちは
勝ち組トレーダーの仲間入りを果たすことは
とても難しいことになってしまうのです。
あなたが確実に勝ち組になりたければ
小さな損切りは最も簡単に出来るように
ならなければいけないのです。
損切りができないということは
穴の開いたバケツにひたすらに
水を注ぎ込むような行為と同じことです。
バケツの穴をふさがなければ
水を溜めておくことはできません。
トレードでもまったく同じことで
損切りで資金流出を防ぐことが必要です。
あらかじめいくらまでなら損失を
許容できるのかを決めておくのです。
いくらまでなら損失を許容できるのか?
そのことを損失許容量と言いますが
その決めた損失許容量内に
損失は必ず限定させなければなりません。
トレードでの利益とは
相場次第なところがあって
自分で決めた利益を得られないことは
とても多いのです。
ですが、損失というものはあらかじめ
自分で限定させることが可能なのです。
これからFXを始めようとしている人は
FXをとても怖いものだと感じている人が多いです。
なぜ「怖いと思うのですか?」と質問すると
「いくら損をしてしまうか分からないから」と言います。
でも、「いくら損するかはあらかじめ
自分で決めて取り組むことができるんですよ」と告げると
「それならやってみたい」という人が多いのです。
でも、そのような人でもやり始めると
早く利益を上げることばかりに集中してしまい
損切りが疎かになってしまうのです。
自分で限定できる損失を野放しにして
相場で長きにわたり活躍しているトレーダーに
僕は今まで会ったことがありません。
だから、必ず損切りは必要不可欠なものですし
利食いよりも、まずは損切りを
徹底させなければならないのです。
「損切り不要なトレード」などという広告を
つい最近見掛けましたが、そういうニセモノに
あなたは騙されないようにしてください。
トレードで最も簡単な行為は小さな損切りです。
小さな損切りでさえ難しく感じてしまうのは
損失を受け入れたくはないという
そのような気持ちの問題なのですが
損失のトレードを100%避けることは
絶対に絶対に絶対にできないことなのです。
ですから、まずは小さな損切りに
早く慣れるようになってください。
決めた値位置に損切りのための
ストップ注文をただ入れておくだけで良いのです。
トレードで破綻する人の唯一の特徴は
小さな損切りさえできない人なのです。
彼らは損失許容量を決めていない、
もしくは決めていても守れないのです。
ですから、まずは損切り上手を目指してください。
勝てるようになる前に、
相場から退場しない術を
まずは身に付けなければいけないのです。
勝ち始めることを目指すのは、
それができるようになってからです。
大切なことなのでもう一度繰り返しますが、
利益は相場次第、でも損失はあらかじめ
自分自身で限定させることができるものです。
自分でしっかりと
決められる損失なのですから
まずは正しい損切りを
覚えるようにしてください。
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