FXで大局観に逆らうと100%負けちゃう理由は?

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FXで大局観に逆らうと100%負けちゃう理由は?

BIS(国際決済銀行)の2022年4月のデータによれば…

 

世界の外国為替市場の1日あたりの取引額は、約7兆5,084億ドルと推計されています。

 

この記事では、この取引額がどれだけ巨額なのかについて説明していきます。

 

 

世界で一日の為替取引額っていくらなの?

まず普通の人であれば、約7兆5,084億ドルと言われても、その額がどれほど大きな額なのかは理解できないのではないでしょうか?

 

僕自身も想像がつかない金額なので、この金額をイメージしやすいように整理します。

 

約7兆5,084億ドルという金額は、日本円の現在レート(2024/6/23現在)に換算すると、1ドル=159.760円ですから、こういう計算になります。

 

7,508,400,000,000ドル × 159.760円 = 1,199,541,984,000,000円

 

パッと見ただけでは、いくらなのか分からない・・・

 

1199兆5419億8400万円という金額になります。

 

この巨額が、一日で取引されているのが外国為替市場です。

 

為替市場の取引額がデカすぎて理解できないなら・・・

たとえば、日本の自動車では、レクサスは高級ブランドです。

 

そのレクサスの中でも、いちばん高級なグレードはLSというシリーズですが、サイトを確認してみたところ、LS500h “EXECUTIVE” 2WDという車種は、1,710万円という販売価格になっていました。

 

なので、この車なら、一日の為替取引額では70,148台を買えることになります。

 

でも、あまりにも想像がつかないので、プライベートジェット機の値段を調べてみました。

 

どうやら、プライベートジェット機を買うためには、65億円から80億円が相場だそうです。

 

なので、仮に80億円だとして何台買えるのかを計算してみましたが、一日の為替取引額では80億円のプライベートジェット機を149,942機も買えることになります。

 

まさに、外国為替市場は想像を絶するような巨大市場だということが分かりますね。

 

外国為替市場を日本の株式市場と比べたら?

ちなみに、株式相場の東京証券取引所の1日の売買代金は、2022年度の平均では約3兆円とのことでした。

 

ですから、外国為替市場と東京証券取引所の1日の取引額を比較すると、1199兆5419億8400万円 ÷ 3兆円ですから、東京証券取引所の399.85倍の規模です。

 

株式市場は土日は休場です。

 

なので、一年の稼働日数は245日くらいなので、東京証券取引所の約1年7か月分の取引額が、外国為替市場ではたったの1日だけで取引が行われているという事になります。

 

そんな巨大な金額と比べたら、我々のような個人投資家の取引額なんて小さすぎて、蚊に刺されるよりも、もっとずっと影響が小さなものになりますね。

 

だからこそ、大きな値動きの流れに逆らうような仕掛けは控えなければなりません。

 

FXで大局観に逆らうと100%負けちゃう理由が、そのことにあるんです。

 

なので、十分に気を付けてくださいね!

 

 

 

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