YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
ここ数年のドル円(USD/JPY)相場では、
2012年から2014年は上昇相場が続いて
2015年はひと段落着いた値動きになりました。
そして、2016年から大きな流れでは
変動は大きくないものの下落相場になっています。
あ、ちなみにこれチャート見ながら
書いているわけではありません。
自作のエクセルのデータ表を見ながら書いています。
日々の価格データも週も月の価格データも
エクセルさえあれば陽線か陰線かもすぐわかります。
でも、それ以上にメリットが大きいことは
チャート見るだけでは分かりづらい
変動値幅や変動率を一発ですぐに把握できます。
もちろん、移動平均線の値位置も分かれば
移動平均線との乖離率もすぐに分かりますし
あらゆるものを簡単に把握することが可能ですね。
チャートにインジケーターを表示させなくても
ダイバージェンスだって
数値で把握をすることが可能です。
一度エクセルでフォーマットを作ってしまえば
あとは日々の価格データを入力すれば
いいだけですからね。
僕がトレードを始めたのは
パソコンもインターネットも普及をしていない
今から27年前のことでした。
その頃に何をやっていたかというと
新聞の朝刊に掲載される株式相場の四本値を使い
方眼紙に毎日ロウソク足を書き続ける作業です。
そして、ノートへの
四本値の価格データの転載ですね。
そのノートに転載した価格データと電卓を使って
平均値を求めたりしていました。
多くのトレーダーが判断に用いている移動平均線は
データ数値として、これで算出することが可能ですね。
そうやって日々続けてきたことが
今の僕のトレーダーとしての礎になっています。
ロウソク足の判断力が身に付いたのも
毎日方眼紙に手書きをしていたおかげです。
今では方眼紙にロウソク足を書き込まなくても
無料でチャートを見ることができる時代になりました。
わざわざ価格データと計算機を使わなくても
いろんなインジケーターをチャート上に
表示させることが可能になりました。
とても便利な世の中になりました。
でも…
だからこそ、
基礎となる土台がしっかりしていないトレーダーが
便利さに比例して増殖をしてきたと感じています。
僕はアナログ時代の名残が習慣化しているので
いまだに価格データは日々記録をしていますが
本当にとても便利です。
ノートへの転載からエクセルへの入力になったことで
計算機を使うことはなくなりました。
だから、ますます便利になり
自作の価格データ分析シートは手放せないものになっています。
先ほども書いた乖離率やダイバージェンスだけではなく
相場のモメンタム(勢い)の低下など
チャート見なくてもいろんなことが一発で分かります。
なぜなら、エクセルは
色を塗り分けすることができますからね。
今日書いた内容は、
特にトレードの上級者であればあるほど
ベテラントレーダーであればあるほど
唸り声を上げてしまうような「秘伝の術」を伝授しました。
それをやるかやらないはあなた自身が決めることです。
でも、ひとつだけ確実に言えることは、
目の前に差し出されたチャートに
インジケーターなどを表示させて必死に眺めることよりも
価格データの記録のほうが
値動きに関する多くの気付きを与えてくれます。
百聞は一見に如かずで、
僕が言うよりは実際にやってみたほうが
そのことをより実感できることでしょう。
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