YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、FXで
為替相場からしっかりと利益を上げるための
大切なコツとヒントをお伝えします。
大切なコツとヒントとは、
エントリーと決済に関するものです。
この記事の目次
まず、エントリーに関してです。
多くのトレーダーは
ポジション建てをするときに
いきなりフルサイズで
エントリーしてしまう人が多いです。
たとえば、
一回の仕掛けの損失許容量が
2%であるとするならば
いきなりその大きさになるサイズで
エントリーをしてしまう。
その場合に、エントリー後に上手く
動いてくれれば問題ありません。
でも、思惑とは反対に相場が動いて
損切りに到達をして決済になれば
2%の資金を失ってしまいます。
僕ら勝ち組側の仕掛けでは
いきなりフルサイズでポジションを
建てることはまずありません。
たいていは試し買いや試し売り感覚で
0.5%、もしくは1%でポジションを
建てていくことが多いです。
こういうトレードの入り方は
分散エントリーという手法になります。
上手く流れに乗れそうであれば
その後にポジションを
少しずつ追加していきます。
思惑通りに動かなければ
損失許容量いっぱいのサイズではないので
2%よりもっと小さな損失で済むわけですね。
FXにおいて利益確定の場面でも同じことが言えます。
利食いはとても難しい行為です。
どこまで利益を伸ばせるのかの判断は
とても難しいですね。
僕はトレード歴が30年以上ありますが
今でも利益確定(利食い)が一番難しいと思っています。
利益がもっと伸ばせる段階で
早めに利食いをしてしまえば
精神的にはとてもつらい状態になります。
かと言って、
利食いを先延ばしにしたばかりに
反転の値動きで含み益が大きく減ってから
利食いせざるを得なくなる状態もつらいものです。
ですから、
どちらに転んでも、
それなりに納得することができるように
利食いも分散してしまうことが多いです。
つまり、分かりやすく言うと
比較的に早めの利食いをするポジションと
利益を伸ばせるところまで伸ばすポジションに
分けて分散決済をするということです。
分散エントリーも、分散決済も
口で言うことはとても簡単なことです。
でも、
そこに明確なルール付けと
確かな経験を積んでいなければ
ただの絵に描いた餅になってしまいます。
ですから、実践経験を積み重ねながら
極めることに挑戦をしてみてください。
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