YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
数回に渡り、テクニカル講座として、相場の壁について深掘りをしていきます。
VOL.4の記事では、相場の壁は先行指標とも言うべき存在であり、ナビゲーションのような役割を果たしているということをお伝えしました。
VOL.5の記事では、相場の壁の見極め方について、もう少し詳しくお伝えします。
さて、前回までの記事をお読み頂いてると「壁の重要性は十分によく分かった。だからその壁の見極め方を教えてほしい!」
そのように思われている方もきっと多いのではないかと思います。
ですから、相場の壁の見極め方について簡単にお伝えします。
まず最初の手順としては、上昇から下落に転じたところ。
もしくは、下落から上昇に転じたところに水平線を引くことから始めます。
実際にチャートに引いてみれば分かるのですが、チャート上が水平線だらけになって、あらゆるところに壁が存在していることがわかります。
これは考えてみれば当然のことなのですが、同じ通貨ペアのチャートでも日足、時間足、分足などなど時間軸が異なればチャート形状も異なるからです。
日足でトレードしている人もいれば、5分足でトレードをしている人もいるのです。
ですから、同じ通貨ペアのチャートでも、あちらこちらに壁が存在するのは当然のことだと言えるでしょう。
さて、次の手順ですが、引いた水平線の中から何回も値動きが止められている水平線だけを残してその他の水平線は消して下さい。
これまでお伝えしてきたように、何回も値動きが止められている値位置は多くのトレーダーが注目をしている値位置だからです。
いかがでしょうか?
重要な壁が存在している値位置が浮かび上がってきましたか?
このように、実際にチャート上に線を引いて見なければ、壁の存在は分かりにくいので見えない壁と言われているのです。
それでは次回の記事では、この壁の見極め方についてもう少し詳しく伝えさせて頂きます。
ご興味があれば、このブログをブックマークして、ぜひ次回の記事もお読み頂きますようお願い致します。
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