YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
数回に渡り、テクニカル講座として、相場の壁について深掘りをしていきます。
VOL.2の記事では、相場の至るところに存在をしている見えない壁の存在についてお伝えしました。
今回のVOL.3では、その壁の存在について、もう少し詳しくお伝えします。
この記事の目次
相場には至る所に見えない壁が存在をしておりますが、この壁には強弱があります。
厚い壁にボールを投げてぶつけた場合と、薄い障子にボールを投げてぶつけた場合をどうぞイメージして下さい。
薄い障子は簡単に突き破ることができますが、厚い壁はなかなか突き破ることができません。
それと同じように、相場にもなかなかブレイクできない壁と、比較的容易にブレイクできる壁が存在をしています。
より多くのトレーダーに注目をされて、これまでに何回も突き破れなかった価格帯は、なかなかブレイクすることは容易ではありません。
つまり、過去に2回支えられた価格帯よりも、過去に5回支えられた価格帯のほうが、より厚い壁として機能しやすいということです。
また更に付け加えるのでしたら、厚い壁として機能していた価格帯であればあるほどブレイクされた後は役割を転換して強力な壁として機能しやすいということです。
具体的には、2回レジスタンスラインとして上昇を阻んでいた壁よりも、5回レジスタンスラインとして上昇を阻んでいた壁のほうが、その後は強力なサポートラインとして機能をしやすいということです。
それでは次回の記事では、この壁の存在を知ることのメリットについて詳しくお伝えさせて頂きます。
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