YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
南米の世界有数の産油国であるベネズエラでは、
2018年8月20日から通貨の単位を10万分の1へと
切り下げるデノミネーションが実施されました。
当初は1000分の1の切り下げ予定だったとのことですが
物価上昇のペースに追い付かず切り下げ幅を拡大して
10万分の1の切り下げ幅になったそうです。
我が国日本では絶対に避けてもらいたいデノミですが
日本も2回のデノミが実施された過去があります。
デノミについて詳しく知りたい人は
こちらの記事(デノミネーションの恐怖|デノミの歴史)で
詳しくお伝えしています。
ところで、トレードを上手くこなすためには
何が重要なことだと思いますか?
もちろん大切なことはたくさんありますが
多くの人は次のような回答をしてきます。
「どこでエントリーするのかが最も重要なことです!」
確かにエントリーポイントは重要です。
でも僕自身は、もっと重要なことがあると思っています。
それは……相場の環境認識です。
相場の環境認識とは単純に何かと言えば
今の相場が買い優勢なのか、それとも
売り優勢なのかという判断をすることです。
もちろん、どっちも優勢ではなくて
様子見をしたほうが賢明な相場もあります。
環境認識を疎かにして
エントリーポイントを重要視しているトレーダーは
実際にはかなり多く存在をしています。
つまり、相場の環境認識は一切無視して
ピンポイントで局所的にどこで入るのかということばかりを
常々考えているトレーダーですね。
でも、この行為は
川の流れの方向を見極めずにいきなり川に飛び込んで
川上に向かって泳ごうとするようなものです。
最初は頑張れても最終的には川上からの流れに
逆らうことができなくなるのと同じことです。
最初から川の流れの方向を見極めて川下に向かって泳げば
川上から川下に向かって流れる環境に身をまかせておくだけで
大きな労力を必要とすることなく進んでいけます。
自分で泳がなくても、川の流れの環境が
身を運んでくれるわけですね。
多くの人が相場の環境認識を疎かにして
ピンポイントでのエントリーポイントを
血眼になって探し求めています。
そして、
資金量には見合わない大きなポジションサイズで
実際にエントリーをしています。
彼らはポジションサイズが大きすぎるので
損切りのためのストップ設定を
なるべくタイトに設定をするのです。
そうやってタイトに設定したストップで
あえなくポジションを刈られてしまっています。
もちろん、大きすぎるストップ幅を
肯定しているわけではありませんので
その点は誤解しないようにしてください。
でも、相場の環境認識がしっかりとできていれば
ポジションサイズを小さくして
その分でも損切りのストップ幅にゆとりをもたせれば
いずれは環境認識で判断をした方向に
相場は動いていき波に乗ることは十分に可能です。
もちろん、口で言うほど簡単ではないと
そう思う人も多いかもしれません。
まだFXの経験が浅く慣れていない人は
インジケーターを使っての環境認識判断も悪くはありません。
インジケーターを使う使わないは別にしても
どちらにせよ長期安定的に勝ち続けるためには
相場の環境認識を疎かにすることは出来ないということです。
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[…] FX相場の環境認識の重要性について […]
[…] 火曜日に投稿した記事では、 相場の環境認識の重要性について説明しました。 […]