リスクファースト思考法

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YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

新型コロナウィルスですが
日本では感染者数が再び増えてきました。

 

 

いや、日本だけではなく世界的にも、、、ですね。

 

 

日本は欧米諸国と比較すれば

これでもまだマシなほうです。

 

 

アメリカでは、、、

 

新型コロナウィルス感染拡大を
広めてしまったトランプ政権ですが、
次期バイデン政権ではどうなるでしょうか？

 

 

11/17時点での世界の総感染確定者数は
5,512万人ということですが、その中でも
アメリカは世界で最も感染者数が多い国です。

 

 

アメリカでの総感染確定者数は1,127万人。

 

 

ということは世界のコロナ感染者の

５人に１人はアメリカ人だということになります。

 

 

アメリカの人口は、3億2,709万人ということで
29人に１人の割合で感染確定者がいることになります。

 

 

ちなみに日本における人口比では
感染確定者の割合は1,063人に１人です。

 

 

日本でも再び感染者が増えてきているので
細心の注意を怠らないようにしたいですね。

 

 

ワクチン開発のニュースなど明るい材料もあります。

 

 

でも、感染リスクを完全に消し去るまでは
まだまだ時間が掛かりそうです。

 

 

今年、僕は３月中旬にセブ島に６日間、
出掛ける準備をしていました。

 

 

往復航空運賃もホテル代なども
すべて出発前に支払いは済ませていましたので
あとは荷物を準備して出発するだけでした。

 

 

ですが、フィリピンでも急激な感染者増が判明して
ロックダウンになり渡航は出発前に断念しました。

 

 

結局、その後はGo Toキャンペーンも利用せず

どこにも遠出はしていません。

 

 

感染リスクを考えたら、とても安心して
出掛けることができない状況が続いています。

 

 

旅行に行けば楽しい。

 

でもコロナには感染したくない。

 

 

FXでもそういう気分になる時がありますよね？

 

 

勝てた時のことばかり想像して、
イチかバチかでエントリーしてしまう。

 

 

根拠や自信があるわけでもないのに
何となく勝てそうだと思いエントリーしてしまう。

 

 

つまり、そのような時にはもう完全に
リスクに対しては目をつむってしまっているのです。

 

 

まさに、コロナの感染リスクに目をつむり
旅行に出掛けてしまうような行為と似たり寄ったりです。

 

 

もちろん、国の政策を批判しているわけではありません。

 

 

観光業界などの経済的損失はとても大きいので

経済を回すという施策に反対するわけでもありません。

 

 

そのことは念のために申し上げておきます。

 

 

何かしらイチかバチかの行動を起こそうとする時には
自分自身で自分自身を都合のよい理由で説得します。

 

 

感染するリスクより、
感染しない確率の方が高いだろう、、、とか、

 

根拠が明確なわけじゃないけど
何もしなければお金は増やせないから、、、とか。

 

 

ですが、あくまでも冷静になって考えれば
まず目を向けなければならないものはリスクです。

 

 

特にトレードにおいてはリスクに目を向けないと
大きな損失を被ってしまう可能性から逃れられません。

 

 

高さ100メートルのビルが
30メートル離れて２棟並んでいます。

 

 

そのビルの屋上と屋上を幅20cmの
１枚の分厚い鉄板が結んでいます。

 

 

その鉄板の上を命綱もなく歩いていくのは
バランスを崩して落ちてしまうリスクを考えれば
誰も挑戦したがらない危険な挑戦になります。

 

 

ですが、それが地上わずか５センチの高さに
備えられた鉄板だとしたらいかがでしょうか？

 

 

大きなリスクを感じることもなく多くの人が
鉄板を30メートル歩いて渡りきることに
きっと挑戦してみることでしょう。

 

 

幅20センチの鉄板を30メートル歩く。

 

 

両方ともに同じ行為にはなるわけですが
大きく異なるのは「リスク」です。

 

 

ですから、FXでも必ず真っ先に
リスクに目を向けなければいけないのです。

 

 

リスクに真っ先に目を向けて考えるようになれば
当然にして取引回数は少なくはなります。

 

 

ですが、それでも良いのです。

 

 

なぜならFXトレードはイチかバチかの
ギャンブルではないからです。

 

 

緻密さと計画性のある戦略で
優位性が極めて高い戦術を用いて行う
お金を奪い合う市場だからです。

 

 

そのことを「リスクファースト思考法」と表現します。

 

 

日常の生活においても
まだまだ新型コロナの勢いは持続しています。

 

 

ですから、ぜひ感染リスクを第一に考えて
リスクファースト思考法で行動したいものです。

 

 

 

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