ボルマゲドン

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ボルマゲドン

YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

新型コロナウィルス感染拡大の影響で
市場は「ボルマゲドン」の様相を呈してきました。

 

 

ボルマゲドンとは、ボラティリティーと
アルマゲドンを合成した用語なのですが
ドル資金の争奪戦になっていることを意味します。

 

 

通常のリスク回避取引では、
リスクパリティー戦略により株式を売却して、
米国債市場や金市場へ資金を避難させます。

 

 

なぜそうするかの理由は米国債や
金が安全資産とされているからです。

 

 

つまり、リスクを避けるために
株式へのリスク選好的な資金を一旦引き上げて
より安全な米国債や金へ避難させるのです。

 

 

ですが、ボルマゲドン相場では、
株式市場や原油市場での損失を穴埋めして
なおかつ追証の資金を確保せざるを得なくなります。

 

 

そうなってしまえば、安全資産の米国債や
金を売却せざるを得ない状況に追い込まるわけで、
ドル資金を確保するためにドルの需要が高まるのです。

 

 

米ドルは世界の基軸通貨であって
「USD is King」とも呼ばれているわけですが
その傾向が金融市場に強く表れているわけです。

 

 

株式相場、債券市場、原油市場、金市場の下落により
全体では12兆ドル規模の追証が発生しているそうです。

 

 

追証とはマージン・コールのことですが
過去に経験したことがある人も多いことでしょう。

 

 

証拠金維持率が一定レベルを下回ってしまうと
そのまま放っておけば強制ロスカットが発動されて
それは実質上の口座破綻とも言える状態になります。

 

 

そうならないために証拠金の追加入金や
ポジションの決済を促すための通知が
マージン・コールであり追証と呼ばれるものです。

 

 

ですから、今ギリギリの状態まで
取引口座が追い込まれているトレーダーたちが
この金融市場の中にはたくさんいるということです。

 

 

今のようにボラティリティが高い相場では
一瞬で資金を膨らませる可能性はあります。

 

 

でも、それは裏を返せば一瞬で資金を
失ってしまう可能性も高いということです。

 

 

つまり、トレードは常に諸刃の剣だということです。

 

 

損失許容量を定めた定率投資法ではなく、
常に一定のポジションサイズで取引を繰り返す
定量投資法を採用している方は特にご注意ください。

 

 

 

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