YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
FXで勝ち続けるためには過度な情報収集は必要なのでしょうか?
この記事は、そんなテーマでお届けします。
多くのFXトレーダーは、FXで利益を稼ぎ出すためには、さまざまなファンダメンタル情報を知らないといけないと勘違いをしているのではないでしょうか?
いわゆるメジャー通貨と呼ばれている通貨を使っている主要な国々に関する情報は、ニュースや新聞などでも目にすることができます。
しかしながら、マイナー通貨と呼ばれている通貨を使っている国々の細やかな情報は、そのほとんどが自ら探し求めないと、なかなか見つけることはできません。
そのような情報は、今ではインターネットを使って収集する方法が、手軽さや時間性を考慮すれば、一番便利な方法になっています。
たとえば、マイナー通貨の為替レートを知りたければ、Googleなどの検索エンジンを使えば簡単に調べることが可能です。
「南アフリカランド 為替レート」とか「シンガポールドル 為替レート」、「トルコリラ 為替レート」などと打ち込んで検索をすれば、すぐに調べることができますね。
為替レートと同様に、マイナー通貨のファンダメンタル情報も、インターネットで調べることが可能です。
もっとも、情報は多ければ多いほど良いというわけではなく、ある程度重要な情報だけを知っていれば十分だと僕は感じています。
細かい情報を知れば知るほど、特に初心者に近ければ近いトレーダーは、買っていいのか売っていいのかの判断で、頭を悩ませてしまうことになるからです。
個々の銘柄を取り扱う株式市場では、ある特定の人だけが有益な情報を入手して、利益を上げるということも、なきにしもあらずです。
しかしながら、FXの場合は、個々の銘柄を取り扱う株よりも、市場規模が圧倒的に大きいから、そのようなことはあり得ません。
情報を使ってトレードをするという視点から見れば、株取引よりは圧倒的に、平等に利益をあげることが可能なのがFX相場だと言えます。
メジャー通貨の国々の情報は、非常にたくさんの情報が、あちらこちらで無料で飛び交ってはいます。
だからといって、すべての情報を頭に叩き込む必要はないということだけは、ぜひとも覚えておいて頂きたいですね。
どのみち、我々のような一般的な個人トレーダーレベルに届く情報は、情報鮮度としては決して真新しい情報ではありません。
だからといって、有料でのファンダメンタル情報を入手するような必要もありませんし、ほとんどの為替相場の値動きは、大きな視点でとらえれば、そのようなファンダメンタル要素を既に折り込み済みで推移をしているからです。
つまり、我々トレーダーがやることと言えば、過度な情報収集は必要ではなく、情報に戸惑わされることなく、ひたすら己の売買ルールに従ってトレーディングを継続することだけです。
そして、思惑が外れたら小さな損失を受け入れ、利益を確保する時は、その損失よりも大きな利益になるように利益を得ていくことを繰り返すことだけです。
トレードを継続していくにあたり、何を選択して、何に集中するのか?
あなたが利益を上げるために選んだ分析手法がテクニカル分析であるなら、テクニカル分析のみに集中をすることが重要だということです。
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