YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
FX相場(外国為替市場)の値動きの要因を考えることは、とても重要なことなので、その点についてお伝えします。
まずトレーダーがするべき事は、相場の中で動いている為替レートが、どうしてそのような動きをしているのかを、常に頭で考えて理解しようと努める事です。
もちろん、まったく理解に苦しむような為替レートの値動きは頻繁にありますので、考えても考えても理解不能な値動きがありすぎて、イヤになってしまうかもしれません。。
ですが、頭で考えて理解しようと努めることを放棄してしまうのでしたら、勝ち組FXトレーダーへの道は断念したほうがよいでしょう。
各国の経済指標や各国の金利差、時にはテロ事件や突発的なニュースなどが、相場を動かす要因だと思いますか?
確かにそれは間違いではないでしょうが、人間の集団心理というものを無視することはできません。
買いたい人と売りたい人の双方が存在するからこそ為替レートは動くわけですが、為替相場には、銀行や企業などの実需のみならず、異なる通貨の売買によって利益を得る事を目的としているトレーダーがたくさんいます。
それらの相場参加者たちの期待や恐怖というような集団心理の働きが、為替レートを変動させる大きな原動力となっているのです。
そして変動する為替レートの値動きを、それぞれの相場参加者が、常に様々な心理状態で捉えることにより、トレードは繰り返されて為替レートはまた動いていくのです。
相場とは常にその繰り返しです。
なぜ相場はそのように動いているのかを常に頭で考えて、自分の都合だけに合わせた考え方だけではなく、相場の値動きに合わせた考え方が、常に出来るように心掛けるべきです。
そのためには、やはり量稽古が必要ですし、トレードの経験値を上げていく必要があります。
長い道のりだと思われるかもしれませんが、相場で長期間に渡り利益を上げ続けているトレーダーは、みな歩いてきた道のりです。
世の中のくだらない情報にあれこれと振り回されて遠回りをすることなく、正しい成長過程を辿って、あなた自身のトレードに磨きをかけていくようにして下さい。
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