YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
毎月の第一金曜日は
アメリカ雇用統計の発表があります。
あなたが既にトレード経験者なら
雇用統計発表時に大きな値幅を伴って、
上下動する為替チャートを目にしたことが
きっとあるのではないでしょうか?
このように大きな値幅を伴って動く相場を
チャンスだと思ってトレードしようと
思っている初心者トレーダーがいます。
「月に一度のお祭りで、お金をいっぱい稼ごう」
そのように考えたことがある人も
きっと多いのではないでしょうか?
変動の大きな値動きが伴うので
お祭りだと思う人も多いのかもしれません。
大きな値幅を伴う相場は
絶好の稼ぎ時だと思うのかもしれません。
ですが、残念ながらお祭りなのは
我々トレーダー側ではなくFX業者側の話です。
こういうことを書くと、
FX業者には嫌われてしまうでしょうが
真実だからあなたにもお伝えします。
以下の画像を、どうぞご覧下さい。
業者名は公にはしませんが
ある国内業者の2016年11月4日21時30分の
キャプチャー画像です。
通貨ペアの右横に書いてある数字が
その時点でのスプレッドになります。
一番スプレッドが開いた通貨ペアは
英ポンド/豪ドル(GBP/AUD)です。
取引している人がそれほど多くない通貨ペアですが
なんと、70.0pipsもスプレッドが開いているのです。
つまり、その時点で70.0pipsの範囲内に
ストップ(逆指値)注文を置いているトレーダーは
根こそぎ刈られてしまうということになります。
一番スプレッドが狭い通貨ペアの
米ドル/日本円(USD/JPY)でさえ
14.9pipsもスプレッドが開いているのです。
ちなみに以下の画像は通常時のもので
何もない時は0.3pipsのスプレッドの業者です。
これが、重要な経済指標発表時の実態で、
まさにFX業者にとってはお祭りです。
もっとも、FX業者の顧客獲得競争により
スプレッドは狭まりつつあります。
それは経済指標発表時にも当てはまり、
この記事で取り上げた業者でもスプレッドは
改善されつつあります。
FX業者によってスプレッドの開きには
もちろん差はあることは事実です。
ですから、あなたが普段使っているFX業者の
重要な経済指標発表時のスプレッドの開きは
しっかりとご自身の目でご確認下さい。
あまりにも無防備に、
トレードをしている人が多すぎます。
トレードは、防御なくして勝利なしですので、
ぜひこのような取引環境面についても
目を光らせるようにしてください。
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