YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
FXトレードで最も重要なことは、いかに損失を抑えるかということです。
その理由は、トレードを続けていくためには元となる資金が必要であって、その元資金がなくなってしまえば、FXトレードを継続することが出来なくなるからです。
だから、損失の大きさをコントロールすることが、とても重要になってきます。
なぜなら、損失が常に大きければ、あっという間に資金は底をついて、為替相場から退場せざるを得なくなるからです。
そして、大きな損失を穴埋めするためには、それ以上の大きな利益が必要になるからです。
つまり、損が小さい「損小」トレードならば、利益も小さい「利小」トレードでも、長い目で見れば、相場から退場しなければならない確率が極端に少なくなります。
もちろん、利益が小さいと言っても、最低でも損をする時と同じだけの利益は確保しなければなりません。
その状態で勝率５割ならば、スプレッドやスリッページなどのトレードコスト（経費）は別にして考えると、理論上では退場する確率は限りなく小さい確率に抑えることができます。
もし損をする時に大きく負けてしまうトレードを継続しているなら、当然にして常にリスクリワードレシオ（損失対利益比）が悪い状態から抜け出せません。
含み損を切ることができずに放置してしまう人は、トントンに戻ってきた時に安堵して決済してしまう行動をとりたがります。
また、僅かな含み益が乗った状態になったとしても、その後の反転での損失を怖れるために、利を伸ばすことができなくなります。
つまり、そのような悪い習慣が身に付いてしまうのです。
トレードを繰り返してお金を増やせないということは、金銭的にはトレードをやっていないのと同じことなので、時間だけを費やしていることになります。
だから、やはり損は小さくして、その損よりも利益は大きくしていかなければなりません。
守りにまわらず、積極的に攻めることが一番の防御の方法であるという意味を示した「攻撃は最大の防御なり」という言葉があります。
でも、FXトレードには「攻撃は最大の防御なり」という姿勢で臨むのではなく、「防御なくして勝利なし」という姿勢で臨むべきです。
それほどまでに、損失を小さく抑えることが勝ち続けるためには欠かせないことなのです。
安定的に継続をして利益を上げているFXトレーダーは、例外なく損切りが上手です。
だから、トレードで勝ち続けたければ、まずはあなたも正しく損切りが出来るようにならなければなりません。
損切りが苦手、損大利小のトレードから抜け出せない。
そのような人がトレードに向き合う姿勢を正してもらえるように、「損切り上手はトレード上手」という動画を収録しましたので、ぜひご覧ください。
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