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FXのチャート分析で重要なのは?

サポレジ判断が利益を上げるために重要な理由

サポレジとは、サポート&レジスタンスを略した言葉です。レジサポという人もいますし、レジスタという人もいます。でも、それはサポレジやサポート&レジスタンスと同じことを意味しています。

日本語で表せば、サポートとは下値支持のことです。つまり、下落を支える役目を果たす値位置がサポートと呼ばれています。サポートラインであれば下値支持線であり、サポートゾーンであれば下値支持帯のことです。 

そして、レジスタンスとは上値抵抗のことです。つまり、上昇を抑える役目を果たす値位置がレジスタンスと呼ばれています。レジスタンスラインであれば上値抵抗線であり、レジスタンスゾーンであれば上値抵抗帯のことです。

このサポレジ判断が重要だということは、相場に参加している者であれば、何度も見たり聞いたりしたことがあるでしょう。

ですが、なぜサポレジ判断が重要なのでしょうか? この記事では、その理由について説明していきましょう。 

どんな役目を果たす?

もっと分かりやすく説明するなら・・・

もし、相場には目には見えない壁があるとするなら、いかがでしょうか? その目には見えない壁があるからこそ値動きを刻んでいると考えてみてください。。下落の値動きが壁にぶつかり上昇する。上昇の値動きが壁にぶつかり下落する。そのような値動きを繰り返すのです。この相場の壁こそが、サポレジという存在です。

それでは、なぜ相場には目に見えない壁ができて、サポレジが存在することになるのでしょうか? その理由は、相場には多くの相場参加者が注目をしている価格帯があるからです。その価格帯がサポレジとなって、相場の壁のような働きをするのです。

つまり、壁となっている値位置、すなわちサポレジこそ、多くの相場参加者が意識して注目している価格帯だと覚えてください。

なぜ多くの相場参加者が相場の壁に注目しているのか?

その理由は簡単です。具体的に言えば、多くの相場参加者がポジションを建てようと待ち構えている値位置。利食いや損切りを入れている値位置だからです。あなたもポジションを建てたなら? エントリーした値位置や決済注文を入れた値位置は気になりませんか? 

そして、多くの相場参加者の注文が増えるほどに、その値位置付近に相場参加者の意識が向けられるのです。しかも、エントリーした値位置は、それぞれエントリーした人たちの損益分岐点になります。

もし、仮にあなたがドル円を150円という値位置で買いエントリーしたなら? 150円を上回っていれば利益です。150円を下回れば損失です。だからこそ、エントリーした150円という値位置に値が近づいたなら? たとえば、一旦トントンで決済しておこうなど・・・ きっと何らかの判断を行うことになるはずです。

実際のチャートでラインとゾーンとして確認すると?

サポート&レジスタンスを線のラインとして判断するなら? ピンポイントの値位置にラインを引いて判断します。青い破線がレジスタンスライン。赤い破線がサポートラインです。 

チャート上の支持と抵抗
サポート&レジスタンスをラインで確認すると…

 サポート&レジスタンスを価格帯のゾーンとして判断するなら? 少し幅を持たせた価格帯にゾーンを描いて判断します。青い価格帯がレジスタンスゾーン。赤い価格帯がサポートゾーンです。 

支持と抵抗をゾーンで確認
サポート&レジスタンスをゾーンで確認すると…

支持や抵抗があるから上昇や下落が起きる

相場の値動きは常に上昇と下落を繰り返す。一方的に上がり続ける相場もない。一方的に下がり続ける相場もない。力強いトレンド相場の時でさえ、小さな反対方向への値動きがあります。そして、この小さな反対方向への値動きは、調整の値動きとか調整波と呼ばれています。 

そのようなところどころでの調整波により、押しや戻りを入れながら値が進行をしていきます。押しや戻りはプルバックとも呼ばれています。なぜ、相場の値動きは上昇や下落を繰り返すのでしょうか? その理由は、相場には至る所にサポレジが存在をしているからです。 

支持と抵抗を見極めるコツ

支持や抵抗がどこにあるかをチャートで確認すべき理由

サポート&レジスタンスが、どの値位置にあるのか? そのことをチャートを見て確認する必要があります。なぜなら、どこで上昇の値動きが止まりそうなのか? どこで下落の値動きが止まりそうなのか? そのことを確認する必要があるからです。 

なぜ、値動きが止まりそうな値位置を確認する必要があるのか? それは、損をしないため。そして、損を拡大させないためです。また、利益を確保するため。より大きな利益を上げるために必要なことだからです。

相場参加者が多いほど強くなる理由

では、なぜ相場参加者が多ければ多いほど、その付近のサポレジは強くなるのでしょうか? その理由は、多くの人たちが、その値位置付近でポジションを建てるほど、その価格帯に相場参加者たちの損益分岐点が集中するからです。だからこそ、その値位置で何らかのアクションを起こす人が多くなるのです。 

もちろん、利食いや損切でも同じことです。何らかのアクションが起きる値位置では、反対方向への力が働くことになる。なぜなら、買いのポジションの決済は売り。売りのポジションの決済は買いだからです。だからこそ、サポレジとしての力が働くことになるのです。 

なぜ相場の見えない壁と呼ばれているのか?

サポレジの判断は簡単ではありません。なぜなら、その壁は目には見えないからです。街中にある壁ならば目に見えます。でも、相場の壁は見えません。どこに注文が集中しているのか? そのことを判断できなければ、どこにサポレジがあるのかが分からないからです。だからこそ、サポレジは相場では見えない壁とも呼ばれています。

サポレジが見えない壁だと言われる理由は、相場参加者自身が自分で判断しなければならないからです。チャートにラインを引く。チャートにゾーンを描く。そうやって、どの値位置付近に値動きを阻む壁があるのか? その判断が、損を抑えたり、利益を得たりすることに必要だからです。 

壁にボールを投げてぶつけると、ボールは壁に跳ね返されてきます。相場の値動きも似たようなもので、壁にぶつかるから値動きが上がったり下がったりするのです。でも残念ながら、相場経験が浅い人たちは、チャートを見ても、この壁がまったく見えていないのです。そのようなことから、相場の壁は見えない壁とも呼ばれているのです。

高値や安値の値位置が最も分かりやすい?

 最も見つけやすいサポレジは、高値や安値です。ですが、相場のいたるところに高値や安値は存在しています。時間軸を変えたチャートなら、もう相場はいたるところに壁だらけです。高値や安値は、上昇や下落に変化した値位置です。なので、高値や安値がすべて壁だと認識をするなら、チャート上は壁だらけになってしまいます。 

ですが、サポレジにも厚いサポレジ、薄いサポレジがあるということを認識しなければなりません。そのサポレジの強弱を判断する方法は、また記事にしてお届けするつもりでいます。 

サポレジの判断が上手にできるようになる。そのスキルが上がるほどに優位性が高い判断が可能になります。なので、ぜひ意識的にサポレジ判断の上達に励んでみてください。

サポレジ判断が利益を上げるために重要な理由

どうすれば判断を上達させることができるのでしょうか?

サポート&レジスタンスの判断を上達させる。そのためには、何をどう学べば良いのでしょうか? そのためには経験が必要です。チャート分析の経験を積めば積むほど、このサポート&レジスタンスという相場の見えない壁が、だんだんと見えるようになっていきます。

なぜ勢いよく上がり続けていた相場なのに、上昇が止まって値動きが停滞し始めたのか?  なぜドスンと勢いよく下落した相場なのに、下げ止まって値動きが停滞し始めたのか?  上昇していた相場が急に踵を返して、なぜ急に下落し始めたのか? 急降下していた相場がV字回復して、なぜ急に勢いよく上昇し始めたのか? 

そのようなすべての値動きの理由にはサポレジが絡んでいる。つまり、サポート&レジスタンスとして、そこに相場の壁の存在があるからこその値動きなのです。つまり、もっと分かりやすく具体的な言葉を使うなら、サポレジには相場参加者の注文(オーダー)が積み重なっているところだと言えるのです。 

このサポレジの判断は、知識として頭で理解しようとするよりも、やはり実践で判断力を磨いていくしかないでしょう。

重要なサポレジなら、その後にロールリバーサルとして機能する

 もし本当に重要なサポレジなら、その後にロールリバーサルとして機能することも多いです。ロールリバーサルとは役割転換のことです。

たとえば、今まで値を支えていたサポート(支持)が、下方向にブレイクされた後に、今度はレジスタンス(抵抗)としての役割に転換する。今まで値を抑えていたレジスタンス(抵抗)が、上方向にブレイクされた後に、今度はサポート(支持)としての役割に転換する。

そのように、サポートやレジスタンスの役割が転換する現象のことを、ロールリバーサル(役割転換)と表現します。そのような現象が起きたサポレジであれば、そのサポレジは、多くの相場参加者が意識する重要なサポレジだと判断することができます。なぜなら、買う人も売る人も、共にそのサポレジを意識することになるからです。

昔からことわざで、「習うより慣れろ」という言葉があります。まさに、このサポレジの判断力を身につけるには、習うより慣れるしかありません。サポレジの判断は、損切りを置く値位置の判断にもなれば、利益確定を狙う値位置の判断にもつながります。

そのため、ぜひ実践経験を積んで、経験値を上げることで、サポレジの判断力を身に備えるように努めることを心からお勧めします。

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