YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、エドウィン・ルフェーブルによる
相場の格言をお届けします。
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すべての変動をとらえることなど
できるものではない。
(エドウィン・ルフェーブル)
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トレードを始めたばかりの人は特にそうですが
すべての変動をとらえようとしがちになります。
明かな上昇トレンドであっても
少しばかりの下落調整の値動きからも
利益を得てやろうと思いがちです。
例えば、直近のチャートを見て
上昇で100pips、下落で30pipsの値幅で
動いている相場を確認したとします。
すると、上昇の値幅からの利益のみならず
下落の30pipsの値幅からのわずかな変動までをも
エントリーして利益を上げようと思ってしまうわけです。
明かな上昇トレンドなのに
下落調整の終わりを待つということが
そのような人にはできないのです。
そして、下落の値動きからも利益を得ようとするために
上昇再開への良いエントリーポイントを
見逃してしまうことになってしまいます。
もっと最悪の場合には、
相場から往復ビンタを食らってしまいます。
トレードでの往復ビンタとは、
買いと売りの連続トレードで両方ともに
損失のトレードになってしまうことです。
同じ通貨ペアの取引で、一日の中で頻繁に
買いも売りも共にトレードをしている人は
そういう待てないトレードを常にしていないか、
一度しっかりとご自身のトレード履歴を
振り返ってみてください。
そして、トレード履歴の中から
買いなら買いだけ、売りなら売りだけで
トレードをしていたと仮定をしてみて
どちらか一方向での成績だけを
履歴の中から計算をしてみてください。
そうすれば、ほとんどの人は
いかに無駄なトレードをしているかということが
数字でしっかりと把握できることでしょう。
今日は買いの日だから買いだけ、
今日は売りの日だから売りだけ、
今日はよく分からないからトレードはしない。
たったそれだけのことでも
見違えるくらいにトレード成績は
格段に良くなります。
これは、一日で飛躍的に
トレード成績を向上させる秘訣です。
そんなの秘訣じゃないよと思う人ほど
そういう無駄なトレードを繰り返しています。
それは裏を返せば、
秘訣じゃないと気付いていないから、
無駄なことを常にやってしまっているわけです。
そんなはずはないと思う人は
ぜひ一度、履歴確認をしてみてくださいね。
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