YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、マーク・ワインスタインによる
相場の格言をお届けします。
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僕だけじゃなくて
多くの優秀なトレーダーは
相場に対して本当に臆病だと思う。
その相場に対する恐怖心が、
僕のトレードにおけるタイミングを
より正確なものにしてきた。
もし相場の状態が
少しでも変だと感じたら
トレードすることはない。
(マーク・ワインスタイン)
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僕と同じように投資教育者として
主に短期トレードを教えている人がいます。
それが誰なのかを
明らかにするつもりはありませんが
その投資教育者は頻繁に
次のような言葉を用いています。
「男買い、男売り」
つまり、男だったら度胸ひとつで
ドーンとここは一発大量買い、
ドーンとここは一発大量売り。
そういうことを
「男買い、男売り」などと
表現をしていたのです。
多くは語りませんが、
そのような姿勢を見る限りは
彼は「おバカ丸出し」です。
大切なお金を使ってトレードするわけですから
相場に対する恐怖心があって当然だし、
そのことによって臆病になるのも当然です。
相場を知れば知るほど、
そのような傾向は強くなります。
なぜなら、
100%勝てるポイントなどないということを
理解してくるようになるからです。
100%に近い確率で
勝てるポイントならあります。
でも、それは
100%に近いだけであって
絶対的な100%ではないのです。
つまり、
どのような状況でも
トレードは負ける可能性を
常に含んでいるということです。
99回連続で勝てたからということで
100回目に自信満々で大勝負に出たときに
大負けしてすべて失ってしまっては
意味がないのです。
もし相場の状態が少しでも変だと感じたり
まったく先が見えない相場の値動きであれば
トレードを控える選択肢を選んでください。
トレードに対する
知識やスキルを磨けば磨くほどに
仕掛けるチャンスは増えていくものです。
今のあなたの状態では
仕掛けるべき状況が分からない。
もし、そいうことでしたら
まだまだスキルも経験も足りない
というわけですね。
仕掛けるべき状況がつかめるようになるまで
しっかりと努力と経験を積み重ねてください。
ですが、
どれだけスキルを身に付けたり
どれだけ経験を積んだとしても
相場では100%勝てるポイントは見つけられない。
そのことは、今の段階から
しっかりと認識をしておいてください。
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