YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。
この記事では、デーブ・ランドリーによる
相場の格言をお届けします。
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あなたは自分の損失から
学ばなければならない。
すべきでなかったことをして、
大きな損失を被ったら、
そこから学ばなければならない!
(デーブ・ランドリー)
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偉大なトレーダー、成功したトレーダーで
一度も大きな損失を経験したことがない人は
古今東西どこを探しても見つけることは不可能でしょう。
成功したトレーダーとは
最初から偉大なトレーダーだった
というわけではありません。
僕やあなたと同じように
初心者としてトレードデビューをして
そして少しずつステップアップをして
偉大な領域まで辿り着いたのです。
偉大なトレーダー、成功したトレーダーは
小さいトレードからコツコツと始めて
何年間もずっとコツコツコツコツと
ひたすら正しく繰り返してきたからこそ
偉大な領域まで辿り着いたのです。
決して運が良い状態や偶然が
積み重なったものではありません。
そして必ずその成長途上で
何らかの失敗を経験してきています。
大きな損失という失敗トレードは
その中でも最大の失敗例だとも言えるでしょう。
なぜ大きな損失になってしまったのか?
その理由はここで紹介した格言にあるように
「すべきでなかったことをしたから」です。
ポジションサイズが大きすぎたのか、
ルールを逸脱した行為を重ねてしまったのか。
失敗には何らかの理由が必ず存在しています。
僕自身は過去にレバレッジ運用を甘く見て
複数のポジションを同時に建てすぎてしまい
一晩で96%の口座資金を吹き飛ばしてしまいました。
もちろん、高い授業料にはなりましたけど
それが大きな教訓を得るきっかけになり
その後は同じ過ちを犯すことはありません。
ですから、大きな失敗をすることは
マイナスの経験ばかりではないということです。
大きな失敗をしたあとが重要なのです。
その後に大きな恐怖心を感じるようになり
何も出来なくなってしまうのか。
それとも再び奮起して立ち上がるのか。
当然にして成功したトレーダーは
恐怖心を自ら克服して再び奮起したからこそ
その後に偉大な領域まで辿り着いたのです。
そしてトレードを繰り返していると
小さな失敗なんていくつもあります。
空振りをしないプロ野球選手はいない。
エラーをしないプロ野球選手もいない。
シュートを外さないプロサッカー選手もいない。
サーブを外さないプロテニス選手もいない。
パットを外さないプロゴルファーもいない。
転ばないプロスケーターもいない。
どんな分野であれ、プロだって
小さな失敗はひたすら繰り返しています。
弘法にも筆の誤りがあるように
失敗から逃れられることはできません。
であれば、やるべきことはただひとつ
失敗からひとつでも多く教訓を得ることです。
完璧なエントリー、完璧な決済。
すなわち、完璧なトレード手法を
いまだに世の中に求めている人がいます。
そのような類のものを欲しがる人は
次に挙げるような人を追い求めていることと
まったくもって同じことです。
一度も空振りをしないプロ野球選手。
一度もエラーをしないプロ野球選手。
一度もシュートを外さないプロサッカー選手。
一度もサーブを外さないプロテニス選手。
一度もパットを外さないプロゴルファー。
一度も転ばないプロスケーター。
そのように非現実的なことばかり
追い求め続けても意味がありません。
しくじった回数以上に上手くいった回数を
増やせるようにと努力すれば良いのです。
成功には公式が存在しています。
その公式とは、
成功 = 上手くいった回数 > しくじった回数
という公式が成り立っているのです。
躓くことを恐れて行動できないよりも
まずは行動することをお勧めします。
そして上手くいかないことがあるたびに
そこから学びを得るようにしてください。
それをひたすら継続していけば、
成功 = 上手くいった回数 > しくじった回数
という状態に、必ず最終的にはなれるはずです。
小さな失敗は当たり前。
だから小さな失敗から必ず何かを得よう。
そして、ひたすらそれを繰り返すことで
あなたは未来の大きな成果を
必ず手にすることができるようになります。
だからぜひ、今後は失敗というものに対しては
打たれ強さを身に備えるようにしてください。
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