著名な女性トレーダーによる珠玉の格言

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YWCトレードロジック事業部の若尾 裕二です。

 

 

今日はリンダ・ラシュキによる

相場の格言をお届けします。

 

 

僕は投資歴が約30年と長いので
これまでに投資関連の書籍は古典的なものも含め
何十冊と読んできています。

 

 

もちろん、知識やスキル関連について
書籍の中から吸収する目的があります。

 

 

ですが、僕がそれ以上に重要視をしていることは
偉大なトレーダーたちが残した格言から学ぶことです。

 

 

偉大なトレーダーたちの格言は
心にグっと刺さるものがあります。

 

 

トレードは知識や技術だけでは
どうにかなるものではありません。

 

 

金銭的な欲望を持ちながらやっている以上は
やはり心理面に関することを
無視することはできないからです。

 

 

知識やスキルを修得することよりも
メンタル面を強化して成長していくことは
長い時間を必要とするものです。

 

 

ですから、僕が紹介する格言が
あなたにも参考になればとてもうれしいです。

 

 

 

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　負けについて悩んだことはありません。
　そのうち取り返すことは分かっていますから。

 

　(リンダ・ラシュキ)

 

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アメリカでは彼女を知らないトレーダーは
いないと言われているほど著名な女性トレーダー、

それがリンダ・ラシュキです。

 

 

自分自身のトレード手法に
絶対的な自信を持っているからこその
力強い言葉です。

 

 

トレードの勝敗に一喜一憂することなく、
やり続ければ資金を増やせることが
分かっているからこその言葉です。

 

 

行き当たりばったり的な
曖昧なトレードのやり方をしているようでは
このような言葉を口にすることなどできません。

 

 

彼女とローレンス・Ａ・コナーズの共著本
「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」は
有名な投資書籍の中の一冊でもあります。

 

 

その中で紹介をされたタートル・スープは
とても有名な短期売買手法にもなりました。

 

 

リチャード・ドンチャンの
20 Days Breakというトレンドフォロー戦略を
基にして作られたのがタートルズの手法です。

 

 

タートルズとは伝説のトレーダー
リチャード・デニスが育成した集団でした。

 

 

その手法を逆手に取ったのが、
タートル・スープという手法でした。

 

 

高値を更新したときに、
その高値を逆指値とした売りを仕掛け、

 

安値を更新したときに、
その安値を逆指値とした買いを仕掛ける。

 

 

それがタートル・スープという手法で
翌日に同じ仕掛け値で仕掛ける手法が、
タートル・スープ・プラス・ワンという手法です。

 

 

これらの短期売買戦略は、
書籍の中で明らかにされています。

 

 

ブレイクアウトを狙ったトレンドフォローは
高いリスクリワードを狙った手法ではありますが
勝率が悪いという弱点を備えていました。

 

 

その勝率の悪さに目を付けたのが
このタートル・スープの逆張り戦略だったのです。

 

 

勝率100%のトレード手法でない限りは
勝つことも負けることも確率の問題であり
確率論の範疇を飛び出ることはありません。

 

 

つまり、トレードで利益を上げ続けるためには
損失を出すトレードを避けることはできない。

 

 

今日紹介したリンダ・ラシュキの格言は
そのことを暗に示した格言だとも言えます。

 

 

 

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